ここ数年、終末時計という言葉を耳にする機会が増えたように思います。
最近できたのかなと思ったら結構昔から終末時計はあるんですよね。
終末時計が残り0分になると世界が終末を迎えるということのようです。
それだけ地球に危機的状況が迫っている指標になっているということですね。
名前からしてなんか怖いなと思います。
終末時計が残り0分になったら本当に世界は終末を迎えてしまうのでしょかね。
終末時計のことをあまり知らなかったので調べてみることにしました。
終末時計の1分は何年なのでしょうか。
終末時計の場所はどこにあるのかも気になります。
終末時計は誰が決めているのでしょうか。
終末時計の1分は何年?
終末時計は1947年に創設されています。
これまで半世紀以上は終末時計が動いているということですね。
まだ終末は迎えていないということにもなります。
終末時計は丸い時計の4分の1を使って表されています。
45分から0分までの15分間で表現されます。
とはいえ残り15分以上のときも過去にはありました。
終末時計が設立したときの時間は残り7分という状況でした。
いきなり7分ってもうすぐ終末を迎えるということじゃないですか。
さすがに短すぎるでしょと思った次第です。
終末時計が動くときは核に関するときや戦争に関する時だけではありません。
自然環境でも終末時計は動くんですよね。
人類がどうなるかという観点で終末時計の針は動くようになっているようです。
終末時計はこれまで残り時間が減り続けているわけではありません。
核実験禁止条約を締結したり戦争が終わったりしたら残り時間が増えたりします。
世界にとっていい要素があると終末時計の残り時間は増えるということです。
過去に終末時計の残り時間が1番長かった残り時間は1991年の17分でした。
ソビエトが崩壊しユーゴスラビアが解体したときです。
世界的に平和に近づいたということで終末時計の残り時間が増えたのでしょう。
逆にこれまでで1番終末時計の残り時間が短かったのは2分です。
1953年にアメリカとソ連が水爆実験に成功したときと2018年のアメリカトランプ大統領の予測不可能生です。
残り2分ってめちゃくちゃ短いですよね。
ここで気になるのが終末時計の1分は何年のことなのかということです。
基本は15分で残り0分になると終末を迎えるということですからね。
終末時計の1分は何年のことなのでしょうか。
終末時計の1分が何年なのか調べてみたのですが定義などの情報はありませんでした。
終末時計は残り時間が減ったり増えたりしますからね。
1分が何年というような概念はないのかもしれません。
なにか出来事があると一気に減ったり増えたりします。
何年経ったから減ったり増えたりするものではないということです。
危機的状況なのかそうでないのかの目安を視覚的に表現したのが終末時計ということでしょう。
終末時計の残り時間が0分になるのは明日かもしれませんし100年後かもしれません。
ずっと0分にはならない時計なのかもしれません。
できれば終末時計の残り時間がグッと伸びるような世界になって欲しいものです。
終末時計の場所はどこにある?
終末時計はアメリカの科学誌である「原子力科学者会報」(Bulletin of the Atomic Scientists)が発表しています。
この科学誌が定期的に委員会を開いて終末時計の残り時間を発表しているようです。
終末時計の場所はどこにあるのか知りたいところですよね。
おそらくアメリカなんだろうなという予想はつきますけどね。
終末時計の場所はどこにあるのか調べてみました。
終末時計の場所はどこにあるのかというとアメリカのシカゴ大学にあるようです。
シカゴ大学の場所は以下になります。
終末時計のオフジェノの場所はシカゴ大学のようなんですよね。
しかし記者会見などはシカゴ大学で行うと決まっているわけではありません。
アメリカの首都ワシントンなんかで終末時計の記者会見が行われたりします。
記者会見するたびにシカゴ大学から終末時計を持ってきているのかというとそうでもないようです。
記者会見で終末時計の針を動かす時はもっと簡易的なものが利用されます。
それこそ45分から0分までしかない時計を使って人が動かしたりします。
レプリカというか記者会見用の終末時計もあるようです。
記者会見で終末時計の残り時間を発表したらシカゴ大学の終末時計の針も動かしたりするものと思われます。
実は終末時計は日本にもあるようです。
日本の終末時計の場所はどこにあるのかというと広島の光明学園幼稚園です。
広島は核の恐ろしさを知っている場所でもありますからね。
ということで、終末時計の場所はどこにあるのかというとアメリカのシカゴ大学でした。
しかしシカゴ大学以外にも終末時計はいくつかあるようです。
日本でも広島に終末時計があります。
終末時計の残り時間が発表されたら針を動かすのでしょう。
終末時計は誰が決めている?
終末時計の残り時間を誰が決めているのかも気になるところですよね。
上述したようにアメリカの科学誌である「原子力科学者会報」(Bulletin of the Atomic Scientists)が発表しています。
定期的に委員会を開いて世界の状況なんかが話し合われるようです。
終末時計ができた当初は科学誌の編集者で科学者でもあったユージン・ラビノウィッチさんが科学者や専門家や政府と話し合って決めていたようです。
ユージン・ラビノウィッチさんが亡くなってからは委員会が引き継いでいます。
核だけでなく気象や他の分野の専門家や政府や国際機関と話し合って終末時計の残り時間を決めているみたいです。
委員会には15名のノーベル賞受賞者が参加しているということなので適当に決めているということではないようです。
終末時計の残り時間は誰が決めているかというと世界中の優れた有識者によって決められているということですね。
このことを知らない人は科学誌の一存で決まっているのではと思っていた人もいるかもしれません。
しかし世界情勢や環境問題などを考慮し話し合われて終末時計の残り時間は決められているようです。
まとめ
終末時計の1分は何年なのかでした。
終末時計の1分が何年かというと定義などはないようです。
残り時間は減ったり増えたりするので後何年という考え方ではないみたいですね。
現時点で世界が終末に向かっているのかどうなのかの指標ということだと思います。
終末時計の場所はどこにあるのかも調べてみました。
終末時計の場所はアメリカのシカゴ大学にオブジェがあります。
ただ記者会見などはワシントンなどで行われるのでテレビなどで映される終末時計はまた別のもののようです。
日本にも広島に終末時計があります。
終末時計の残り時間が発表されたらシカゴ大学などの他の終末時計も針を動かすんじゃないかなと思います。
終末時計の残り時間は誰が決めているのかも紹介しました。
アメリカの科学誌が中心となり委員会で終末時計の残り時間を決めているようです。
委員会にはノーベル賞受賞者15名の他に優秀な専門家や有識者が参加しているようです。
終末時計の残り時間は科学誌が適当に決めているということではないようです。
終末時計が残り0分になる日はくるのでしょうか。
できるだけそんなことにはなってほしくないですね。
できれば終末時計が必要なくなるような世界になってほしいものです。