巡視船つばめの後継船とされていた巡視船かもめですがどうやら重すぎて速度がでないというが起こったようです。
作ったはいいけど速度が出ないのはまずいですよね。
重すぎるということは設計の段階であまり良くなかったのかもしれません。
設計段階では作れると思っていたのが上手く加工できなかった可能性もありますね。
巡視船かもめが重すぎて速度が出ずに納品できなかったのは事実のようです。
こんなことってあるんですね。
前代未聞のことなんじゃないかなと思います。
巡視船かもめの造船会社はどこなのでしょうか。
巡視船かもめの重量が重くなった原因はどんなことがあるのでしょうか。
巡視船かもめの損害賠償の金額はいくらなのかも気になるところです。
巡視船かもめの造船会社はどこ?
まさか作った船が重すぎて速度が出ないということが起こるとは思いませんでした。
これまでこんな話は聞いたことがないですよね。
しかも通常の船ではなく巡視船ですからね。
巡視船の役割の関係上、どうしても一定の速度は必要です。
しかし速度が出ないということはかなり致命的なことでしょう。
速度が出ない原因が重量が重くてというのもなんだかなーという感じですね。
巡視船かもめは老朽化した神奈川県川崎市の後継船として納品されるはずでした。
しかし巡視船かもめの重量が重くて速度が出ないということで納品はされていません。
というよりも契約も解除となっているんですよね。
巡視船かもめの建造費は約2億7200万円でした。
就航予定も2017年と決まっていたんですよね。
名前も巡視船かもめと決定していました。
巡視船かもめの製造はされています。
後は船が納品されるだけという段階だったんです。
しかし納品前のテストで速度が出ないという問題が発生しました。
川崎市の要望としては19ノット以上の速度が出ることだったようです。
しかし巡視船かもめの速度を試験してみたら14ノットしかでなかったようなんですよね。
5ノットも足りなかったということになります。
巡視船かもめの重さは30トンの予定でした。
しかし完成した巡視船かもめの実際の重さは45トンだったんです。
15トンも計画よりも重くなったということは1.5倍の重さになったということですね。
川崎市側から巡視船かもめの受け入れ拒否を造船会社に申し入れたというわけではなさそうです。
逆に造船会社側から川崎市に巡視船かもめを納品できないと連絡をしたようなんですよね。
さすがに巡視船かもめは完成してしまっているのでここから軽くするのは困難でしょう。
少し軽くするぐらいならできるのかもしれませんが15トンも軽くできませんし、そこまで速度を改善することもできないということのようです。
気になるのが巡視船かもめの造船会社ですよね。
いったい巡視船かもめの造船会社はどこだったのでしょうか。
そこで巡視船かもめの造船会社がどこなのか調べてみました。
巡視船かもめの造船会社は東亜鉄工株式会社のようです。
東亜鉄工株式会社は鉄鋼事業も行っているのですが船舶事業も行っています。
一般の船舶だけでなく作業船なんかも建造したりしている会社です。
東亜鉄工株式会社は造船会社としてはそれなりに経歴があるんじゃないかなと思います。
でないと巡視船かもめの造船会社として選ばれないでしょうからね。
にも関わらず重くて速度がでない巡視船を作ってしまったということになります。
巡視船かもめの重量が重くなった原因なんかが気になりますね。
造船会社もまさか巡視船かもめの速度が出ないとは思っていなかったでしょうからね。
なぜこんなことになってしまったのでしょうか。
巡視船かもめの重量が重くなった原因
巡視船かもめの重量が重くなった原因はなぜなのでしょうか。
普通に考えると設計の段階から重量なども考えていそうですよね。
巡視船かもめに求められる速度は最初から提示されていたでしょうからね。
巡視船かもめの重量が重くなった原因は「重量の管理をきちんとしていなかったため」と造船会社は説明しています。
重量の管理をしていなかったというのはどういうことなのでしょうか。
いつの間にか重くなってしまったということのように思いますね。
この造船会社の説明を見るとおそらく巡視船かもめの設計の段階では重量も考えられていたことでしょう。
船を作るのに重量を計算しないということはありえないと思いますからね。
ということは巡視船かもめを作っている最中に重量を気にせずに作ってしまったのが原因だと思われます。
巡視船ということで簡素な作りにはできませんからね。
きちんとした船を作るということを考えていて重量まで気にすることがなかったのかもしれません。
重量が重くなれば速度が遅くなるのは当然のことです。
それが考慮できていなかったというのは巡視船かもめの造船会社のミスでしょう。
もしかすると巡視船かもめの造船会社にはこの辺のノウハウがなかったのかもしれません。
どのぐらいの重さになるのかしっかりと管理していれば想定内におさまりますもんね。
巡視船かもめの計画段階でざっくりした見積もりを出していたんじゃないかなと思います。
いざ巡視船かもめを作ってみたら想定以上の重量になったということのような気がするんですよね。
巡視船かもめの計画段階での重量は30トンでした。
しかし出来上がった巡視船かもめの重量は45トンにもなっています。
これだけ大きな開きがあるということは明らかに造船会社のミスでしょう。
ということで、巡視船かもめの重量が重くなった原因は製造中に重量の管理をしっかりしていなかったためのようです。
厳密に管理をしていなかったとしても作っている最中にわかりそうな気もするんですけどね。
実際に製造現場の人は巡視船かもめの重さまでは考えていなかったのかもしれませんね。
巡視船かもめの損害賠償の金額はいくら?
巡視船かもめが納品できないという事態になったため賠償問題に発展します。
これは仕方ないですよね。
巡視船かもめの造船会社が川崎市に対して損害賠償を支払うということになりそうです。
巡視船かもめの損害賠償の金額が気になりますよね。
もちろん巡視船かもめが納品できなかったので損害賠償は発生します。
契約段階で損害賠償についてもきちんと書かれていますからね。
巡視船かもめが納品できず造船会社が支払う損害賠償の金額は2720万3364円です。
契約段階で契約金額の10分の1を損害賠償で支払うとなっていました。
かなりの金額になっていますね。
巡視船かもめの損害賠償の金額は上記になりますが他にも支払うお金があります。
現在使われている巡視船つばめの維持費です。
元々は巡視船つばめを引退させて新たに巡視船かもめを稼働させるという計画でしたからね。
巡視船かもめが納品できないとなると巡視船つばめが稼働する期間ができるわけです。
その分の巡視船つばめの維持費を造船会社が支払うことになります。
巡視船つばめの維持費についての金額は明らかになっていません。
しかし相当な金額になるんじゃないかなと思います。
巡視船かもめの損害賠償の金額と巡視船つばめの維持費を合わせるとかなりの金額となりそうですね。
川崎市は巡視船かもめの代わりの船を早急に作るとコメントしています。
ただ早急に作ると言っても1週間とか1ヶ月でできあがるようなものではありません。
それこそ1年とか2年はかかるんじゃないかなと思います。
巡視船つばめは老朽化のために巡視船かもめを作る計画でした。
できるだけ早く巡視船つばめに変わる巡視船を建造する必要があるでしょう。
この期間になにか起こってしまっては大変なことになりますからね。
まとめ
巡視船かもめの造船会社はどこなのかでした。
巡視船かもめの造船会社は東亜鉄工株式会社になります。
しかし重量が重すぎて速度が出ずに納品できない状況となりました。
巡視船かもめの重量が重くなった原因は製造中に重量をしっかりと管理していなかったためです。
部品をどんどん組み立てていったら重くなってしまったということでしょう。
部品ごとの重量なんかはわかっているはずだと思うのですが重くなってしまったというのは明らかに造船会社のミスですね。
巡視船かもめの損害賠償の金額についても調べてみました。
損害賠償だけでなく巡視船つばめの維持費もかかってきます。
造船会社が支払う金額はかなりの額になるんじゃないかなと思います。
それにしても重量が重くて速度が出ないため納品できないなんて聞いたことがないですね。
どんな船もある程度の速度は必要ですからね。
巡視船なので速度が遅かったらかなりまずいことになりますしね。
巡視船かもめの代わりの船をできるだけ早く建造してもらいたいものです。