秋の彼岸の時期に咲く曼珠沙華。
彼岸花と言ったほうが一般的かもしれません。
曼珠沙華と彼岸花は同じ花で呼び方が違うだけです。
他にも別名でいろいろと呼ばれることがありますが曼珠沙華か彼岸花と呼ぶことが多いですね。
曼珠沙華は夏の終わりから秋の初めにかけて満開になります。
真っ赤な花が印象的ですよね。
曼珠沙華を見ると綺麗と思う人もいれば怖いと思う人もいます。
曼珠沙華(彼岸花)の花言葉とはどのようなものなのでしょうか。
曼珠沙華の花の色である赤・白・黄色の色別でそれぞれ違う花言葉のようです。
曼珠沙華が田んぼや墓地に咲いていることが多い理由についても紹介します。
曼珠沙華の花言葉
曼珠沙華は赤い花を想像する人が多いですよね。
確かによく見る曼珠沙華は赤い花です。
しかし白や黄色の曼珠沙華もあります。
曼珠沙華の花言葉は曼珠沙華の花の色によって変わります。
以下が曼珠沙華(彼岸花)の赤・白・黄色の色別の花言葉です。
- 赤色の花:情熱、独立、再開、あきらめ、悲しい思い出、思うはあなた一人、また会う日を楽しみに
- 白色の花:思うはあなた一人、また会う日を楽しみに
- 黄色の花:追想、深い思いやりの心、悲しい思い出
曼珠沙華の色別の花言葉を見てどう思ったでしょうか。
なんだか曼珠沙華の花言葉は結構バラバラな印象を感じさせますね。
プラスにも捉えることができますしマイナスにも捉えることができます。
曼珠沙華の花言葉を知って思ったより普通だなーと思った人もいればちょっと怖いと思った人もいるでしょう。
両方の意味に捉えることができますからね。
「情熱」、「独立」、「再開」という意味で捉えればこれから頑張って前進するぞっていう印象を持ちます。
しかし「あきらめ」や「悲しい思い出」という意味だと立ち止まっている感じがしますよね。
かと思えば「思うはあなた一人」、「また会う日を楽しみに」、「深い思いやりの心」は愛情を感じます。
できればプラスの意味で曼珠沙華の花言葉を捉えたいものです。
やはり花言葉は前向きの意味のほうがいいですもんね。
しかし曼珠沙華の花をプレゼントする際には気をつけたほうがいいかもしれませんね。
曼珠沙華というと赤い花が多いですよね。
私も赤い花の曼珠沙華しか実際には見たことがない気がします。
白や黄色の曼珠沙華もあるんですね。
曼珠沙華の花言葉は同じ色でも違う色別でも様々な捉え方ができ何通りもあるということですね。
曼珠沙華の花言葉は奥が深いなと思いました。
曼珠沙華には毒がある
曼珠沙華に毒があることをご存知でしょうか。
綺麗な花なので毒があるなんて思ってなかったという人もいるかもしれません。
「綺麗な花には棘がある」という言葉がありますが曼珠沙華で見ると「綺麗な花には毒がある」と言ったところでしょうか。
しかも曼珠沙華の毒は結構強烈です。
曼珠沙華は普通に見ている分には毒の影響はありません。
曼珠沙華の花を触っても問題なしです。
曼珠沙華の毒は球根にあります。
曼珠沙華の花は綺麗なので結構見ますよね。
曼珠沙華が綺麗に咲く場所もありますし。
花には毒がないということなので少しホッとしました。
曼珠沙華の球根を食べると下痢や吐き気に襲われます。
さらに症状がひどくなると中枢神経が麻痺し最悪の事態になることがあります。
間違っても曼珠沙華の球根は食べてはいけません。
しかし曼珠沙華の球根を間違って食べてしまう場合もあるんです。
花が咲いていない時期はノビルやアサツキに似ているので誤って食べてしまう場合があるんですよね。
野草を食べるときは十分気をつけなければいけません。
普通の生活をしていれば曼珠沙華の球根を食べてしまうということはないでしょう。
都会よりも地方の人が食べてしまう可能性が高そうですね。
私も親戚などにノビルをもらうことがあるのでちょっと気をつけないとなと思います。
曼珠沙華が田畑や墓地で多く見られる理由
曼珠沙華を育てている場所は別としてよく見ることができる場所って限られていますよね。
それが田畑や墓地です。
曼珠沙華は田畑や墓地以外ではあまり見ませんよね。
田畑よりも墓地の方がより多いように思います。
曼珠沙華が田畑でよく見られる理由は農作物を荒らす動物や虫から守るためです。
と言うのも上述したように曼珠沙華の球根には毒があるので動物や虫が寄り付かなくなります。
動物はそういう嗅覚がするどいですからね。
農作物を守るために敢えて田畑に曼珠沙華を植えていたということですね。
墓地に曼珠沙華が多く生息しているのも同じ理由です。
昔は土葬をしていたので動物によって掘り起こされるのを防ぐため墓地に曼珠沙華を植えていたと言われています。
最近では火葬になっているので昔よりは曼珠沙華も少なくなっているのかもしれません。
田畑や墓地で曼珠沙華が多く見ることができるのは球根の毒で動物や虫を寄り付かせないためだったんです。
昔の人の知恵だったんですね。
しかしよく行く場所に曼珠沙華があったので誤って食べてしまう人も結構いるということにもなるでしょう。
かなり昔から曼珠沙華に毒があるというのはわかっていたということですね。
まとめ
曼珠沙華(彼岸花)の赤・白・黄色の色別の花言葉についてでした。
毎年夏の終わりから秋の初めの彼岸の時期に多く見られる曼珠沙華ですが花言葉もいろいろとあるんですね。
曼珠沙華の花言葉はポジティブにもネガティブにも捉えることができますね。
人によって曼珠沙華の花言葉の捉え方は様々です。
できればいい風に曼珠沙華の花言葉を捉えたいものです。
しかしプレゼントする際にはどのような意味に捉えるかは相手次第なので気をつけたほうがいいでしょう。
曼珠沙華の毒についてですが球根は危険です。
間違っても曼珠沙華の球根は食べないようにしましょう。
毒抜きをすれば食べることも可能なのですが自分でやるのはやめておきましょう。
かつて食料がないときに曼珠沙華の球根を食べたようですが最後の手段という感じだったようです。
興味があっても食べるのはやめましょう。
重症化すると万が一のことも考えられますので興味本位というのは避けましょう。
曼珠沙華が田畑や墓地に多い理由は球根の毒で動物や虫から守るためです。
植物を使って守るという知恵がすごいですよね。
現代であれば柵を作るとかの対策になるでしょうからね。
曼珠沙華が綺麗に咲く名所もあります。
一気に数百万本の曼珠沙華が咲く場所もありますからね。
興味のある方は曼珠沙華の名所に行ってみてはいかがでしょうか。