花祭りは毎年4月8日に行われる仏教の行事ですよね。
灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれます。
お釈迦様の誕生を祝う行事として日本でも徐々に浸透してきています。
もしかするとクリスマスのように近いうちにブームになるのではとも言われています。
まだまだ花祭りはクリスマスに比べるとそこまで有名ではありませんがちょっと期待ですね。
花祭りといったら甘茶を思い浮かべる人も多いでしょう。
お釈迦様に甘茶をかけて拝みますよね。
そんな甘茶を飲みたいという人も多いでしょう。
花祭り(灌仏会)に甘茶を東京で飲みたいという人にイベントが開催されるお寺を紹介します。
東京でも花祭りには無料で甘茶が提供されるお寺も多いですよ。
花祭りに甘茶を飲む理由についても紹介します。
花祭り(灌仏会)に甘茶を東京で飲みたい人におすすめのお寺
花祭りには甘茶をお釈迦様にかけて拝みます。
甘茶は飲むこともできるんですよね。
ぜひとも飲んでみたいと思った人も多いハズです。
甘茶は名前の通り甘いお茶になります。
普段から甘茶を飲んでいる人は少ないでしょう。
花祭りのときぐらいしか飲む機会がない人も多いと思います。
甘茶はアジサイ科のアマチャを使って作られるお茶です。
アマチャの葉っぱを蒸して揉んで乾燥させ煎じたものが甘茶になります。
ウリ科のアマチャヅルの使った甘茶もありますね。
甘茶の味はというと個人的な感想ですが紅茶に似ている感じがします。
ほのかに甘い紅茶という感じですね。
香りもいい匂いがして落ち着くような気持ちになります。
甘茶の甘さ成分は砂糖の500倍以上と言われています。
しかしカロリーはゼロなんです。
そのためダイエットのために甘茶を飲む人もいるとか。
花祭りにはお寺で甘茶が無料で振る舞われます。
どんなものかなーと試しに飲んでみるのもいいのではないでしょうか。
花祭りに甘茶を東京で飲みたいという人のために無料で振る舞われるお寺を紹介します。
花祭りのイベントが開催されている時にお寺に足を運んでみてはいかがでしょうか。
花祭りに甘茶を東京で振る舞ってくれるお寺を7ヶ所を紹介します。
深大寺
花祭りの日程:4月2日から4月30日
住所:東京都調布市深大寺元町5-15-1
アクセス:京王線「調布」駅下車、バスで10分から15分
京王線「つつじヶ丘」駅下車、バスで15分
JR「吉祥寺」駅下車、バスで30分
JR「三鷹」駅下車、バスで25分
地図:
深大寺の花祭りは4月いっぱい開催されます。
他のお寺などでは基本的に1日とか2日とかのみの開催なんですよね。
これだけ長い期間花祭りが開催されるのも東京では珍しいです。
花祭りの期間が長いため天気がいい日に行くことができます。
晴れて気持ちいい日に深大寺の花祭りに行ってみるのがいいかもしれません。
甘茶も無料で飲むことができます。
浅草寺
花祭りの日程:4月8日
住所:東京都台東区浅草2-3-1
アクセス:各鉄道「浅草」駅下車、徒歩5分
地図:
東京を代表するお寺の浅草寺でも花祭りが開催されます。
日本だけでなく海外からの観光客も多く訪れる場所ですよね。
たまたま浅草寺に行った時に花祭りが開催されていたらラッキーでしょうね。
浅草寺の参道では花祭りの日に無料で甘茶が振る舞われます。
元々かなり観光客が多い場所なので花祭りに訪れる人も多いです。
ちょっと混雑する可能性もありますが東京の浅草寺で花祭りを楽しむのもいいでしょう。
護国院
花祭りの日程:4月8日
住所:東京都台東区上野公園10-18
アクセス:JR「上野」駅下車、徒歩17分
東京メトロ千代田線「根津」駅下車、徒歩9分
地図:
護国院でも花祭りが開催されます。
甘茶をいただくことはもちろんなのですがお花見もすることができちゃいます。
ちょうど桜が綺麗に咲く時期なので花祭りを楽しみながらお花見もよさそうですよね。
護国院には大黒天が安置されていることから護国院大黒天とも呼ばれています。
そこまで大きなお寺ではありませんが花祭りに行くにはいいのではと思います。
池上本門寺
花祭りの日程:4月第一日曜日
住所:東京都大田区池上1-1-1
アクセス:東急池上線「池上」駅下車、徒歩10分
都営浅草線「西馬込」駅下車、徒歩12分
JR「大森」駅下車、バスで20分
地図:
池上本門寺の花祭りは4月の第一日曜日に開催されます。
4月8日とは限らないので注意が必要です。
日曜に開催されるので花祭りに参加しやすいですね。
4月第一土曜日と日曜日の二日間で春まつりが開催されます。
二日目が花祭りということになりますね。
パレードが行われたり合唱団によるコンサートなんかも開催されます。
無料の甘茶をいただきながら花祭りを楽しめそうです。
護国寺
花祭りの日程:4月第一日曜日
住所:東京都文京区大塚5-40-1
アクセス:東京メトロ有楽町線「護国寺」駅下車すぐ
地図:
護国寺の花祭りは4月8日ではなくその前の日曜日に行われるようです。
年によって日付が違うので確認してみてください。
基本的には4月の第一日曜日に花祭りが開催されます。
護国寺の花祭りでも甘茶は無料で振る舞われます。
ちょうど桜も綺麗に咲いている時期なので花祭りに訪れる人も多くなります。
甘茶をいただきながらお花見もいいかもしれません。
増上寺
花祭りの日程:4月8日
住所:東京都港区芝公園4-7-35
アクセス:JR「浜松町」駅下車、徒歩10分
浅草線「大門」駅下車、徒歩5分
三田線「御成門」駅下車、徒歩3分
地図:
東京の港区にある増上寺でも花祭りが開催されます。
場所的に最高のお寺ですよね。
東京タワーも近いですし他の場所を観光するにもいいところです。
平日でもちょっと空いた時間に行ってみようかなというのができてしまいます。
もちろん増上寺の花祭りでも甘茶の無料接待があります。
お参りしてから甘茶を頂いて一息つくのもいいでしょう。
増上寺の花祭りに参加してから東京タワーに登るのもいいのではと思います。
築地本願寺
花祭りの日程:4月第二日曜日
住所:東京都中央区築地3-15-1
アクセス:日比谷線「築地」駅下車、徒歩1分
有楽町線「新富町」駅下車、徒歩5分
浅草線「東銀座」駅下車、徒歩5分
大江戸線「築地市場」駅下車、徒歩5分
地図:
築地本願寺でも花祭りが開催されます。
4月8日ではなくこれまでは4月の第二日曜日に花祭りが開催されることが多いです。
築地本願寺の花祭りに参加する前に日程を確認しておきましょう。
築地本願寺の花祭りは色々なイベントが開催されます。
パレードだったり大道芸なんかもありますからね。
美味しい食事を食べることもできるので築地本願寺の花祭りに行ってみるのもいいのではないでしょうか。
※ 花祭りの日程に関しては年によって違う可能性があります
各お寺のHPなどで確認してください
東京のお寺で花祭りが開催され甘茶が無料で飲める場所を紹介しました。
今回紹介した花祭りが開催されるお寺は7ヶ所ですが他にも多くの場所で花祭りが開催されます。
近くのお寺に行ってみるのもいいかもしれません。
甘茶が無料で振る舞われるというのもいいですよね。
お参りしてから甘茶をいただくようにしましょう。
まだ甘茶を飲んだことがない人は東京の花祭りで飲んでみましょう。
もしかすると美味しさにビックリするかもしれません。
普段の生活ではあまり甘茶を飲む機会がありませんからね。
甘茶を飲みたいという人は東京で開催される花祭りに参加してみるのもいいでしょう。
花祭りに甘茶を飲む理由
花祭りに甘茶を飲む理由ってなんだろうって疑問に思ったりしますよね。
なんで甘いお茶なのでしょう。
普通のお茶でもいいのではと思ってしまいます。
まずお釈迦様に甘茶をかける理由からです。
お釈迦様が産まれたときに九頭龍が現れて甘露の雨を降らせたと言われています。
甘露とは甘い雨のことでここから花祭りに甘茶をお釈迦様にかけるようになったようです。
お釈迦様が誕生した時の様子を甘茶で再現しているということですね。
現在でも甘露という言葉は結構使いますよね。
甘く味付けられた食べ物を甘露煮とかいいますし。
いい煎茶のことも甘露と言ったりするようです。
ではなぜ花祭りに甘茶を飲むのかです。
多くのお寺で花祭りに参拝客に甘茶を無料で振る舞いますよね。
これには理由があるのではと思います。
花祭りに甘茶を飲む理由は無病息災を願ってと言われています。
元々甘露は神聖なものですからね。
甘露に似せた甘茶も無病息災を願い花祭りに飲むようになったようです。
甘茶で墨をすって墨汁を作り、その墨汁で文字を書くと上手になるという言い伝えもあるようです。
これはぜひともやってみたいですね。
甘茶の成分が字をうまく見せてくれるのかもしくは神聖なものなのでいいとされているのか。
字が上手くない私としたらぜひとも恩恵に預かりたいものです。
甘茶の味は紅茶を甘くした感じと紹介しました。
しかしお寺によって甘茶の味は違うようなんですよね。
甘さ控えめの甘茶だったり結構甘めの甘茶だったりするようです。
甘茶の味が違うとなると飲み比べとかもしたくなりますね。
お寺によって花祭りが開催される日が違ったりもします。
いくつかの花祭りに参加してみるのもいいかもしれません。
甘茶を飲んでみて好きになったしまうこともあるでしょう。
しかし普通のスーパーなんかにはあまり甘茶が売っていないこともあります。
そんな時は通販なんかを見てみるといいかもしれませんね。
まとめ
花祭りに甘茶を東京で飲みたいという人に無料で飲めるお寺を紹介しました。
今回紹介したお寺は7ヶ所ですが東京都内の他のお寺でも花祭りを開催されています。
甘茶を無料で振る舞ってくれるお寺も多いので花祭りに行ってみるのもいいかもしれません。
東京の有名なお寺でも無料で甘茶を振る舞っています。
お釈迦様の誕生日ということでみんなでお祝いしようということでしょう。
花祭りではお寺によって様々なイベントも開催されるので楽しめそうです。
花祭りに甘茶を飲む理由についても紹介しました。
甘茶を飲む理由は無病息災なんだそうです。
神聖なものとして捉えられているのでぜひとも花祭りには甘茶を飲みたいですね。
東京の花祭りについて紹介しましたが花祭りは全国のお寺で開催されます。
近くの花祭りに参加してみてはいかがでしょうか。
甘茶をいただくのを忘れないようにしましょう。
子供と一緒に家族で花祭りに参加するのもいいですね。