焼肉の締めに冷麺を食べる人も多いのではないでしょうか。
冷麺といえば韓国を思い浮かべる人も多いと思います。
日本でも盛岡冷麺が有名ですよね。
盛岡冷麺と韓国冷麺の違いってどんなところにあるのでしょうか。
同じ冷麺というくくりですが違いがあります。
盛岡冷麺の具材の定番や有名店なんかも紹介しますね。
盛岡冷麺と韓国冷麺の違い
冷麺というとさっぱりと食べれて油っぽいものの後とか美味しいですよね。
特に焼肉のときに冷麺を食べるという人も多いと思います。
私も焼肉屋さんに行ったときの締めとして冷麺を食べることが多いんです。
冷麺っていうと韓国が有名ですよね。
しかし日本でも盛岡冷麺というものが存在します。
盛岡冷麺と韓国冷麺の違いってどんなところがあるのでしょうか。
盛岡冷麺と韓国冷麺の原材料の違い
盛岡冷麺と韓国冷麺では原材料が違います。
盛岡冷麺の主な原材料は小麦粉を使いますが、韓国冷麺はそば粉が使われます。
麺の原材料から盛岡冷麺と韓国冷麺には違いがあります。
盛岡冷麺と韓国冷麺の麺の違い
盛岡冷麺と韓国冷麺の麺の違いはどのようなところでしょうか。
盛岡冷麺は半透明の色でコシがかなり強く、韓国冷麺は黒っぽい色で噛み切りやすくなっています。
原料が違うので麺の色やコシなんかも変わってくるということですね。
昔の盛岡冷麺は歯ごたえがかなりあったのでゴムみたいと言われていた時代もあります。
盛岡冷麺と韓国冷麺のスープの違い
盛岡冷麺と韓国冷麺はスープも違います。
盛岡冷麺のスープは牛骨と鶏ガラから取った出汁を使っています。
韓国冷麺のスープはキジ肉から取った出汁にトンチミと言われる大根の水キムチの汁を合わせたものです。
お店などによって入っているものは多少違うと思ういますが基本的にはスープも別物ということです。
盛岡冷麺と韓国冷麺の違いまとめ
盛岡冷麺と韓国冷麺の違いまとめとして表にしておきますね。
盛岡冷麺 | 韓国冷麺 | |
原材料の違い | 小麦粉 | そば粉 |
麺の違い | 半透明でコシが強い | 黒っぽく噛み切りやすい |
スープの違い | 牛骨と鶏ガラから取った出汁 | キジ肉から取った出汁とトンチミの汁 |
盛岡冷麺とは
盛岡冷麺とは岩手県盛岡市の名物グルメとして有名ですよね。
私も盛岡に行ったときには本場の盛岡冷麺を食べるようにしています。
やはり近所の焼肉屋さんで食べる冷麺とは一味違うんですよね。
朝鮮半島で生まれた青木輝人さんが盛岡に「食道園」というお店を開業したのが1954年のことです。
このお店で出したのが冷麺です。
青木さんは咸興生まれのため咸興冷麺を日本で再現しようとしました。
咸興の冷麺は汁なしの冷麺が有名なのですが汁ありの麺もありました。
そこで青木さんは咸興の汁ありの冷麺をお店で出すようにしたようです。
その後も自分のお店で出している冷麺をどんどん改良していきます。
麺の材料だったりスープだったりです。
そしてできた冷麺が現在の盛岡冷麺の基本形と言われています。
韓国冷麺とは
冷麺といえば韓国と思う人も多いと思います。
韓国冷麺も美味しいですよね。
私も焼肉行ったらついつい冷麺を食べちゃいます。
冷麺の発祥は朝鮮王朝時代だと言われています。
韓国冷麺と言われていたり冷麺といえば韓国と言われますが元々はいまの北朝鮮にルーツがあります。
一言に韓国冷麺と言っても実は2種類の冷麺が有名です。
1つは平壌(ぴょんやん)冷麺でもう一つは咸興(はむふん)冷麺です。
日本で冷麺が販売されたのは1934年とされています。
神戸市に「元祖 平壌冷麺屋」というお店ができました。
その後、日本の韓国料理屋や焼肉屋に冷麺が広がったとされています。
盛岡冷麺の具材の定番
冷麺の具材ってお店によって様々ですよね。
では盛岡冷麺の具材の定番ってなにが入っているのでしょうか。
盛岡冷麺を注文すれば必ず入っている具材というわけではありませんがよく見る定番の具材は以下になります。
- キムチ
- チャーシュー
- ゆで卵
- きゅうり
- スイカ
盛岡冷麺の具材の定番と言ったら上記なのかなと思います。
もちろんお店によって具材は変わってくるので必ずこれが入っているというわけではありません。
こう見ると盛岡冷麺の具材って色鮮やかですよね。
見た目も料理の一部と聞いたことがありますが確かにそうだなと思います。
麺料理ですが歯ごたえがあるものも具材として使われいて食感も楽しむことができますね。
最初スイカが入っていることにびっくりしたんですよね。
お店によってはスイカではなくリンゴや梨の場合もあります。
初めて冷麺を食べたときは麺料理にフルーツが入っているのも面白いなと思いました。
盛岡冷麺の有名店
盛岡冷麺の有名店なんかも知りたいですよね。
どうせなら美味しいと評判のお店で食べたいものです。
そこで盛岡冷麺の有名店を紹介しますね。
ぴょんぴょん舎
盛岡冷麺の有名店の1つであるぴょんぴょん舎。
実は私は最近ぴょんぴょん舎のことをしりました。。。
東北出身の知り合いに紹介されたんです。
ぴょんぴょん舎を調べてみたら超有名店だったんです。
ぴょんぴょん舎は岩手県を中心に店舗がありますが東京、宮城、埼玉、神奈川などにも店舗があります。
東京の店舗なんて銀座にありますからね。
ぴょんぴょん舎ではオンラインショップもあるので自宅にいながら盛岡冷麺を楽しむこともできます。
盛岡冷麺だけでなくビビン麺やじゃじゃ麺なんかも販売されているので近くに店舗がないという場合は通販で購入するのもいいでしょう。
食道園
食道園は盛岡冷麺発祥の店とも言われているお店です。
現在も食道園は営業をしています。
盛岡冷麺の始まりの冷麺を食べてみたいという方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
まだ食道園で冷麺を食べたことがないんですよね。
今度盛岡に行ったときは食道園に行って元祖盛岡冷麺を食べてみたいと思います。
盛楼閣
盛楼閣も盛岡冷麺の有名店です。
焼肉も盛楼閣も美味しいと評判のお店なんですよね。
お店が駅から近く店内も100席以上あるので広々としています。
有名店あるあるなのですが盛楼閣はオープン前に行列ができることもあります。
グルメサイトでも星4以上ですからね。
盛楼閣に焼肉と盛岡冷麺を食べに行くという人も多いということです。
超人気店の盛岡冷麺を食べてみたいという人は行ってみてはいかがでしょうか。
焼肉・冷麺 髭(ひげ)
焼肉・冷麺 髭(ひげ)も盛岡冷麺の有名店です。
店内でスープも麺もキムチも仕込むというこだわり具合。
盛岡冷麺のスープまですべて飲んでしまうというお客さんも多いとか。
ランチの時間にも営業しています。
平日限定のランチメニューもあり焼肉と盛岡冷麺のセットだと普通に食べるよりもお得に食べることができちゃいます。
夜はもちろんですがお昼ごはんに食べに行くのもいいですね。
戸田久
家で盛岡冷麺を食べるならインスタントの戸田久の盛岡冷麺が大人気です。
戸田久の冷麺は地元でも愛されています。
盛岡市出身の人が美味しいというほどの盛岡冷麺ですからね。
戸田久の盛岡冷麺はスーパーで購入できます。
スーパー探したけど戸田久の盛岡冷麺が見つからないという場合は通販でも購入可能です。
本場盛岡の盛岡冷麺をお家で食べたいというときには戸田久の盛岡冷麺を食べてみましょう。
まとめ
盛岡冷麺と韓国冷麺には違いがありました。
麺の原料やスープの出汁など違いは様々です。
ですが盛岡冷麺も韓国冷麺もどちらもおいしいですよね。
盛岡冷麺をまだ食べたことがないという人はぜひ食べてもらいたいです。
盛岡冷麺は日本人好みの味になっていますし美味しいと感じる人が多いと思います。
旅行や出張などで盛岡に行く機会がある人は本場盛岡の盛岡冷麺をお店で食べてみましょう。
なかなかお店に行けないなと言う場合はスーパーや通販で盛岡冷麺を購入してみてはいかがでしょうか。