雪が積もった山と家

ラニーニャ現象ってどんな現象なのかよくわからないという人も多いでしょう。
実は私もエルニーニョ現象は聞いたことがありましたがラニーニャ現象は聞き慣れなかったんです。
エルニーニョ現象とラニーニャ現象は対になるような感じなのかなとは思ってんですけどね。
ラニーニャ現象を調べてみたら天候に大きく影響することもあるようなんです。
エルニーニョ現象とラニーニャ現象は数年に1度のペースでやってくるようです。


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ラニーニャ現象が気象に大きな影響を与える可能性があるというのはちょっと怖いですね。
エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していないのが一番普通に季節を過ごせるようです。
ラニーニャ現象とは簡単にわかりやすく説明するとどんな気象なのでしょうか。
ラニーニャ現象の日本への影響も気になるところです。
ラニーニャ現象は冬に雪が多くなったりするのでしょうか。

 

ラニーニャ現象とは簡単にわかりやすく説明すると?

夕暮れの海

エルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると世界的に異常気象をもたらす可能性があるようです。
日本は四季がハッキリしていていいのですが異常気象となると困りますね。
夏が平年以上に暑かったり冬がものすごい寒かったりする可能性があるということですからね。

 

エルニーニョ現象は聞いたことがある人が多いと思います。
私もエルニーニョ現象に関してはニュースや天気予報なんかでたまに聞くなという感じがします。
しかしラニーニャ現象に関してはそこまで聞く機会も多くないと思います。

 

そこでラニーニャ現象について調べてみました。
いったいどういった気象になるとラニーニャ現象が発生したと言われるのでしょうか。
ラニーニャ現象とは簡単にわかりやすく説明してみます。
あくまで私が理解した範囲のラニーニャ現象になります。

 

まずエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すること自体はそこまで珍しいことではありません。
数年周期でエルニーニョ現象が発生したりラニーニャ現象が発生したりします。
基本的にはエルニーニョ現象が発生した後に平常状態となり次にラニーニャ現象が発生します。
過去のデータを見てみましたがエルニーニョ現象とラニーニャ現象は交互にやってくるということになります。

 

エルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生するとどのぐらい継続するのかはその時によって違います。
数ヶ月のときもありますし1年のときもあります。
あるいは2年以上も続けて発生したということも過去にはあります。

 

ラニーニャ現象を簡単にわかりやすく説明する前にエルニーニョ現象を説明します。
エルニーニョ現象とは東太平洋の赤道付近で平年よりも海水温が上昇する現象となります。
ガラパゴス諸島付近やペール沖を観測地点とされることが多いです。
海水温の上昇が1年程度続く現象のことをエルニーニョ現象と呼びます。

 

エルニーニョ現象が発生しているときは東風が弱くなります。
西側の暖かい海水が東風が弱いため東に広がっていきます。
太平洋の赤道の東側では冷たい水の上昇も弱まるため海面の水温が通常よりも高くなります。
このため海水温が平年よりも上昇するというわけです。
平年の海水温よりも0.5度以上上昇した状態が6ヶ月以上続いた場合にエルニーニョ現象が発生したと言われます。

 

ラニーニャ現象はエルニーニョ現象とは逆の状態となります。
ラニーニャ現象とは東太平洋の赤道付近で平年よりも海水温が低下する現象となります。
エルニーニョ現象と同じようにラニーニャ現象も海水温の低下が1年程度続く現象のことをいいます。

 

ラニーニャ現象で海水温が下がるのもエルニーニョ現象とは逆の事象が発生するためです。
ラニーニャ現象が発生しているときは東風が強くなります。
西側の暖かい海水が東風が強いために東にくることが困難になります。
また、太平洋の赤道の東側では冷たい水の上昇も強くなるため海面の水温が通常よりも低くなります。
このため海水温が平年よりも低下するというわけです。
平年の海水温よりも0.5度以上低下した状態が6ヶ月以上続いた場合にラニーニャ現象が発生したと言われます。

 

エルニーニョ現象もラニーニャ現象もなぜ発生するのかははっきりとは明らかになっていません。
まだまだ気象においてはわかっていないことも多いということですね。
ペルー沖の海水が平年よりも上昇したり低下したりしますが世界中の気候に影響が出ると言われています。

 

ラニーニャ現象とは簡単にわかりやすく説明すると平年よりもペルー沖の海水の温度が低下しているということです。
ただラニーニャ現象の場合はエルニーニョ現象よりも海水温の上下する幅は小さいです。
エルニーニョ現象は1年程度で終わることも多いですがラニーニャ現象の場合は2年から3年続くことも珍しくありません。

 


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ラニーニャ現象の日本への影響とは

夜明けの富士山

ラニーニャ現象とは簡単にわかりやすく説明すると平年よりもペルー沖の海水の温度が低下していることというのは上述しました。
ではラニーニャ現象が発生すると日本への影響はあるのでしょうか。
ラニーニャ現象でペルー沖の海水温が低下したとしても日本とはかなり離れているので影響とかなさそうですよね。

 

ラニーニャ現象が発生すると世界的に異常気象となる可能性があります。
つまりラニーニャ現象で日本への影響も出てくるというわけです。
ではラニーニャ現象ではどのような影響が日本に出てくるのでしょうか。

 

ラニーニャ現象の日本への影響ですが夏は猛暑になり冬は厳冬になる可能性があります。
平年の季節よりも季節感が強くなるとでもいうのでしょうか。
気温も普段の夏よりも暑く冬は寒くなる可能性があるということですね。

 

個人的にはラニーニャ現象は発生してほしくないですね。
夏は暑いのが普通ですがラニーニャ現象の影響でいつもよりも暑い猛暑になる可能性が出てきます。
夏の暑さが苦手な私からするとラニーニャ現象の影響で日本が猛暑になるのは避けてほしいものです。

 

2010年の夏もラニーニャ現象が発生していました。
2010年の夏はものすごく暑くて21世紀に入ってから日本で観測史上1位の猛暑となったようです。
熱中症になる人も続出するほどの暑さでした。

 

ラニーニャ現象で日本の冬もかなり寒くなる可能性があります。
寒さに慣れている地域でもいつもより寒い冬になる可能性があります。
東北や北海道以外でもいつもの冬よりも厳しい寒さになる可能性があるので注意が必要ですね。

 

2016年のなから2017年の春までラニーニャ現象が発生しています。
この冬もかなり寒く日本海側では大雪となった場所もあります。
日本だけでなく世界的に見ても十数年に1度の大寒波が発生しました。

 

ラニーニャ現象は日本への影響も多いです。
ラニーニャ現象が発生すると日本は夏は猛暑となり冬は厳冬になることがあります。
ラニーニャ現象が発生したとニュースなどで聞いた時は季節ごとに用心した方がよさそうです。

 

ラニーニャ現象は冬に雪が多い?

雪が積もった街

ラニーニャ現象が発生すると冬に雪が多くなるのかも気になるところです。
冬の雪というと季節感もあっていいですけどね。
しかしラニーニャ現象で普段よりも大雪になってしまっては大変なことになります。

 

冬にもっと雪が降って欲しいと思う人もいるでしょう。
きっと普段の冬も雪がそれほど降らない地域に住んでいる人だと思います。
雪が降るとワクワクしますもんね。

 

逆に冬に雪が多くなると困るという人もいるでしょう。
雪が多く降る地域に住んでいる人は雪かきとか大変ですもんね。
いつも以上に雪が降ったら1日中雪かきをしないといけないという事態になるかもしれません。

 

ラニーニャ現象で冬の雪は多くなるのでしょうか。
ラニーニャ現象が発生すると冬の雪が多くなることがあります。
ただし、ラニーニャ現象だからといって必ずしも冬に雪が多く降るというわけでもありません。

 

しかし過去のラニーニャ現象が発生した年の冬を見ると大雪になっていることも多いんですよね。
2014年の冬はラニーニャ現象が発生していました。
12月から寒波がやってきて雪も長い間降りました。
結構最近のことなので覚えている人も多いんじゃないかなと思います。

 

2005年から2006年の冬もラニーニャ現象が発生しています。
日本でもこの冬はものすごい大雪となっています。
平成18年豪雪と呼ばれていて日本全国で雪が降りました。
東京でも大雪となり交通機関がマヒなんかしたんですよね。

 

もっと遡ると1962年の冬もラニーニャ現象が発生しています。
この年の冬も日本では大雪となり昭和38年豪雪と呼ばれています。
日本だけでなく北米やヨーロッパや東アジアで大寒波となりました。

 

この様にラニーニャ現象の発生で冬に雪が多くなることもあります。
豪雪や大寒波などがラニーニャ現象が発生している年の冬に起こっているんですよね。
日本だけでなく世界でも大雪や寒波が発生したりしています。

 

とはいえラニーニャ現象が発生すると必ず冬に大雪が降るということでもありません。
しかし過去のラニーニャ現象の冬を見ると雪が多くなることもあるので警戒は必要でしょう。
ラニーニャ現象が冬に発生したときは雪への対策を準備し寒さへの備えもしておいた方がよさそうです。

 

まとめ

ラニーニャ現象とは簡単にわかりやすく説明するとペルー沖の海水温が平年より低下しているということです。
エルニーニョ現象の方がラニーニャ現象よりも有名だと思います。
ラニーニャ現象はエルニーニョ現象の逆の状態ということですね。

 

ラニーニャ現象の日本への影響についても紹介しました。
ラニーニャ現象の日本への影響は夏は猛暑になり冬は厳冬になる可能性があるということです。
しかし必ずしも平年より夏は暑く冬は寒いというわけではありません。
あくまで可能性があるということですね。

 

ラニーニャ現象で冬に雪が多くなるのかも紹介しました。
ラニーニャ現象が発生すると冬に雪が多くなることもあります。
過去のラニーニャ現象の冬を見ても豪雪などとなった年もありました。
しかし雪に関しても必ず大雪が降ったりするというわけではありません。

 

ラニーニャ現象は異常気象をもたらす可能性があると言われています。
確かに過去のラニーニャ現象の発生時には普段とは違った気象になったこともありました。
ラニーニャ現象が発生したと聞いたら猛暑や厳冬に注意しておいた方がよさそうです。


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