昔の風景の名残

お正月が明けて浮かれ気分が抜けてくるのが立春の頃ではないでしょうか。
えっ、そんなに長い期間浮かれていたのかというツッコミはなしでお願いします。
立春は年末年始が終わって1ヶ月程経ってからなのでいつもの生活に戻る頃でしょう。
節分には豆まきをしたり恵方巻きを食べた人も多いでしょう。
では立春大吉という言葉をご存知でしょうか。


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古くからある家やお寺やお店に立春大吉というお札が飾ってあるのを見たことがあるかもしれません。
私も立春大吉のお札を家に飾ったことがなかったので意味とかも知らなかったんです。
そこで立春大吉にお札について調べてみました。
立春大吉のお札を貼る場所や貼り方を調べてみました。
立春大吉のお札はいつからいつまで貼るのでしょう。
立春大吉のお札の入手方法についても紹介します。

 

立春大吉のお札を貼る場所と貼り方

古民家の玄関

立春大吉のお札を貼ろうと思ったけど貼る場所や貼り方を知らないとどうしようもありません。
これまで貼ったことがない場合はわかりませんもんね。
私もどこに立春大吉のお札を貼ればいいのかわからなかったので調べてみました。

 

立春大吉のお札を貼る場所は玄関が一般的です。
他の場所だと神棚に立春大吉のお札をお供えする場合もあるようです。
タンスの上に立春大吉のお札を置いておくのもいいみたいですよ。

 

気をつけなければいけないのは立春大吉のお札を貼る場所は水があるところは避けるべきということです。
トイレとかキッチンとかお風呂とかですね。

 

鬼を追い払う意味がある立春大吉のお札なので貼る場所は玄関がいいのかなと思います。
お寺やお店なんかでも門や扉の部分に立春大吉のお札が飾れれますからね。
私達の一般家庭でも門や玄関に立春大吉のお札を貼るのがいいようです。

 

神棚がある家庭では神棚に立春大吉のお札をお供えするのもいいでしょう。
しかし最近の家庭では神棚がない家の方が多いですよね。
そんな時はタンスの上ですね。

 

タンスがない家庭は少ないでしょう。
タンス自体がなくても同じような家具はありますよね。
タンスの上に立春大吉のお札を置きましょう。

 

門や玄関にずっと立春大吉のお札を貼っておくのもちょっとと思う人もタンスの上なんかがいいのではないでしょうか。
家の中であればそこまで目立ちませんからね。

 

立春大吉のお札の貼り方ですが門や玄関であれば外から見て右側に貼ります。
そして目よりも高い位置に立春大吉のお札を貼ります。

 

立春大吉のお札をテープなどで直接貼るのはあまりよくないと言われています。
しかし古い家なんかでもそのまま立春大吉のお札を貼っていますからね。
気になる場合は立春大吉のお札を入れるケースなんかを使った方がいいでしょう。

 

立春大吉のお札の他に鎮防火燭のお札を一緒に飾ることもあります。
鎮防火燭は火伏せや災難を消すという意味があるお札です。
鎮防火燭のお札を貼る場合は立春大吉のお札の逆側である左側に貼ります。

 


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立春大吉のお札はいつからいつまで貼る?

黒板に書かれたはてなマーク

立春大吉のお札は古い家やお寺やお店なんかで見ることができます。
門や玄関なんかに貼られているんですよね。
しかし私の家では立春大吉のお札をこれまで貼ったことはありませんでした。

 

そもそも立春大吉ってなんだろうって思いますよね。
立春は知っているし大吉も知っている。
しかし立春大吉という言葉はあまり聞き慣れない言葉です。
若い世代には立春大吉を知らない人も多いことでしょう。

 

立春大吉のお札は厄除けの意味があるようです。
どうやら厄が入ってきてしまってもそのまま出ていってしまうようなんです。
どういうことなのでしょうか。

 

立春大吉という言葉を縦に書くと左右が対称です。
さらに裏から見ても立春大吉という言葉ですよね。

 

厄の代表というと鬼です。
鬼が家の中に入ってきたときに立春大吉のお札を見ます。
一度鬼が入ってきてしまっても立春大吉という字がそのまま読むことができるので鬼はそこからまた出ていってしまうようです。

 

節分の日には豆まきをして鬼を外に出しますよね。
立春は節分の翌日なので立春大吉のお札で鬼が入ってこないようにするんです。
もし鬼が入ってきてもそのままお帰りいただくということですね。
なんとも素晴らしいお札じゃないですか。

 

立春大吉のお札をいつから貼るのかというと立春の日からということになります。
二十四節気には雨水という日があります。
雨水は2月19日頃です。
立春から雨水までの間に立春大吉のお札を貼るのもいいと言われています。

 

立春も雨水も終わってしまったんだけど・・・という場合もありますよね。
そんな時はいますぐに立春大吉のお札を貼るようにした方がいいでしょう。
厄除けの効果があるとされていますからね。

 

立春大吉のお札はいつまで貼るのがいいのでしょうか。
数日で立春大吉のお札は取ったほうがいいのか気になりますよね。

 

立春大吉のお札は1年間貼ったままで大丈夫です。
1年間も効果があるのは嬉しいですね。
数日して立春大吉のお札を取る必要はありません。
翌年の立春まで立春大吉のお札は貼っておきましょう。

 

立春大吉のお札を手に入れる方法

書道の道具

立春大吉のお札を家に貼りたいと思った人もいるでしょう。
ではどこで立春大吉のお札を手に入れることができるのでしょうか。

 

立春大吉のお札は禅寺で始まった習慣と言われています。
曹洞宗のお寺なんかで立春大吉のお札が作られます。
近くに曹洞宗のお寺がある場合は立春大吉のお札があるか問い合わせてみるのもいいでしょう。

 

しかしお寺では一般に立春大吉のお札を配ったり販売したりしている場所は少ないです。
関係者とかに配るのがほとんどのようなんですよね。

 

出雲大社相模分祠や神光山成願寺では立春大吉のお札を通販で購入できます。
お寺の立春大吉のお札が欲しいという場合は通販を利用してもいいかもしれません。
探してみると結構通販で買える場所もありました。

 

立春大吉のお札は自分で作ることもできます。
半紙や和紙を用意し筆で立春大吉と書きましょう。
厄除けなどの願いを込めながら筆で書くのがいいでしょう。

 

字が上手いとは言えない人もいますよね。
私も字には全く自信がありません。
そんな時は近所の達筆な人に書いてもらったりしてもいいかもしれません。
祖父や祖母に書いてもらうというのもありですね。

 

まとめ

立春大吉のお札を貼る場所と貼り方を紹介しました。
立春大吉のお札を貼る場所は一般家庭では基本的に玄関がいいようです。
貼り方は外から見て右側に立春大吉のお札を貼りましょう。
この時に目から上にお札を貼るのがポイントです。

 

立春大吉のお札は神棚にお供えするのもいいようです。
神棚がない場合はタンスの上なんかでもいいようですよ。
ただしトイレやお風呂などの水回りは避けるようにしてくださいね。

 

立春大吉のお札はいつからいつまで貼るのかについても紹介しました。
立春大吉のお札は立春の日から貼ります。
1年中お札は貼ったままでいいようです。

 

立春大吉のお札を手に入れるには曹洞宗のお寺に問い合わせてみましょう。
もしかするともらえたり販売していたりするかもしれません。
お寺によっては立春大吉のお札の通販をしている場所もあります。
自分で立春大吉のお札を作るのもいいかもしれませんね。

 

立春大吉のお札を貼るというのをいままで知りませんでした。
家に鬼が入ってきても立春大吉の文字を見て勘違いして外に出ていってくれるんですね。
厄除けになるということなのでこれからはお札を貼りたいですね。
玄関では目立ちすぎるのでタンスの上なんかに置いてみようと思います。


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