夏風邪って長引くから嫌ですよね。
夏風邪に限らず風邪の治し方に温かくして汗をかけと言われますよね。
私も子供の頃から汗をかけば熱が下がると言われてきました。
しかし夏風邪で汗をかくというのは危険なようです。
夏風邪で汗をかくのが危険といまさら言われてもっていう感じですよね。
風邪を引いた時には汗をかいた方が治りが早いと言われてここまで育ってきました。
しかし常識だと思っていたことが実は間違っていたということや常識が常識ではなくなったということはいくつもあります。
現在は夏風邪の治し方で汗をかくのはよくないと言われています。
夏風邪の治し方での冷房の使い方についても紹介します。
夏風邪を即効で治す方法についても記載しますね。
夏風邪の治し方で汗をかくのはダメ?
風邪を引くのは1年中嫌なことではありますがとりわけ夏に風邪を引く夏風邪は嫌ですよね。
普通にしていても暑いのに夏風邪で熱が出てしまったり。
しかもその熱が長引いたりするのが嫌でしかたありません。
風邪を引いた時に厚着したりして汗をかけば熱が下ると言われていますよね。
1度は聞いたことがあるはずです。
私もずっとそう聞いて育ってきました。
しかしこれは間違いです。
特に夏風邪の時に汗をむりにかく治し方というのは危険です。
普通にしていて汗をかいてしまうのはいいのですが無理に汗をかくのがいけません。
確かに汗をかけば汗によって体温が下がります。
しかし無理に汗をくといろいろと不都合なことが体に起こります。
暑い夏では冬よりも体への影響が大きいものとなるので夏風邪で汗を無理にかいて治すという治し方はやめましょう。
夏風邪の治し方で汗をかいてはいけない理由は以下になります。
体力を消耗する
汗をかくということは体力を消耗します。
サウナに行ったり長風呂などをすると疲れますよね。
汗をかくとそれだけで疲れてしまいます。
夏風邪を治すのには体力が必要です。
しかし無理に汗をかくことにより体力を消耗するため夏風邪の治りを遅らせている原因になります。
熱中症の危険
夏は普通に生活していても熱中症になる危険性があります。
にもかかわらず夏風邪を引いている時に無理に汗をかくということは体力が消耗している状態で高温多湿の環境になるわけです。
夏の暑さに無理に汗をかくということは熱中症になる可能性が高まります。
熱中症になると夏風邪の症状を悪化させるだけでなく筋肉の痙攣や意識が朦朧とするなどさらに危険な状態になります。
脱水症状になる
夏風邪で無理に汗をかく治し方をすると脱水症状になることもあります。
体に必要な体液が不足することにより脱水症状となります。
汗をかくと多くの体の水分が奪われるため脱水症状を引き起こします。
夏風邪でさらに脱水症状になると筋肉の痙攣や意識が朦朧とするなど症状がでます。
命にも関わることがあるのでかなり危険といえるでしょう。
夏なので脱水症状には特に気をつけたいものです。
体温が下がりすぎる
夏風邪を引いて熱が出るのは体が風邪と戦っている状態です。
汗をかくと体温を下げます。
夏風邪の時に無理に汗をかくと体温が下がりすぎて風邪と戦えなくなります。
そうなると夏風邪が長引く原因にもなります。
ですので夏風邪の時に熱が出ても無理に汗をかいてはいけません。
以上、夏風邪の治し方で汗を無理にかいてはいけない理由でした。
熱が出ると汗が出るのは普通の状態です。
その時の汗はかいてもいい汗です。
もちろん汗をかいたらタオルで拭き取るなり着替えるなりする必要はあります。
サウナに入ったり厚着をしたりして無理に汗をかくことはやめましょう。
無理やり汗をかくと夏風邪を悪化させる原因になりますし夏風邪を長引かせる原因にもなります。
お風呂に関しては微熱程度であれば入ってもいいと言われています。
とは言ってもお風呂も汗をかく目的では入らないようにしましょう。
ぬるめのお湯のお風呂にサッと入って清潔にするのはいいことですからね。
風邪を引いた時は汗をかけと言われてきましたが無理に汗をかく行為はよくないということですね。
新常識として覚えておきましょう。
夏風邪の時の冷房の正しい使い方とは
夏の暑い時期に夏風邪を引くのは本当に嫌なものです。
夏風邪は「夏で暑い+熱」で普通にしているよりも暑いですからね。
暑いのが苦手な私からするとかなりの窮地です。
夏の暑い日は冷房をつけると思いますが夏風邪の時も冷房は使いましょう。
上述したように無理に汗をかくのは夏風邪の治し方としてはNGですからね。
夏風邪で熱があるときも上手に冷房を使うようにしましょう。
冷房の設定温度ですが暑いからといって下げすぎてはいけません。
体が冷えすぎて夏風邪が悪化することがありますからね。
適切な温度設定で冷房を使うようにしましょう。
では冷房の設定温度はどれぐらいにすればいいのかですよね。
夏風邪の時の冷房の設定温度は27度から28度がいいでしょう。
それでも暑い時はできれば湿度を下げる除湿やドライに設定するのがおすすめです。
夏風邪ではない健康な時から冷房の設定温度は注意した方がいいです。
というのも冷房の設定温度を低くしすぎると室内と屋外の温度差が激しくなり風邪を引きやすくなります。
もしかすると夏風邪の原因は冷房の温度設定だったということもありますからね。
そして直接冷房の風が体に当たらないようにするのも大切です。
冷房の風が当たるのと当たらないのとでは体への負担が変わってきます。
直接冷房の風が当たらないように調整し空気を循環させるように使うのがいいですね。
当然ではありますがエアコンの掃除はしてありますよね?
エアコンを冷房で使う前に掃除しておく必要があります。
フィルターにほこりがついていたりエアコンにカビが付いていると風邪の原因になります。
季節ごとにエアコンは掃除しておきましょう。
夏風邪を即効で治す方法
夏風邪を引いてしまうと長引いてしまうものです。
ですができるだけ早く夏風邪を治したいものです。
夏風邪を即効で治す方法はあるのでしょうか。
即効で夏風邪を治す方法の前に薬についてですが風邪薬などはあまり飲み過ぎない方がいいですよ。
病院で処方してもらった薬であればいいのですが一般的な風邪薬は飲み過ぎないようにしましょう。
風邪薬は夏風邪を治す特効薬ではありません。
現時点では風邪を治す特効薬は存在していないんです。
もし風邪を治す特効薬ができたらノーベル賞も取れると言われているぐらいです。
一般の風邪薬は風邪の症状を抑える効果があります。
ですので風邪薬を飲んでも風邪が治るわけではないんです。
夏風邪を治すのは自分の治癒能力ということになります。
夏風邪を即効で治す方法は以下の3点です。
十分な水分補給
夏は普通にしていても水分が多く奪われます。
夏風邪の時なんかは熱で余計水分が体から奪われていきます。
ですので夏風邪を引いたときは十分な水分補給を行いましょう。
喉が渇いたと感じてからでは遅いです。
脱水症状が始まっている可能性があります。
喉が渇いたと感じる前に水分補給をする必要があります。
水分については経口補水液なんかが売られています。
他にもポカリなんかも夏風邪の水分補給にいいようです。
十分に水分補給をしましょう。
十分な睡眠
夏風邪を即効で治すには十分な睡眠が必要です。
睡眠を十分取るということは体力を回復するのに重要となります。
リラックスして眠りやすい状態を作りましょう。
暑くて眠れないという時は冷房を使うのもいいでしょう。
もちろん設定温度には注意してくださいね。
寝る時の冷房はタイマー設定にしておくといいでしょう。
十分な栄養
食べ物から栄養を取るのも夏風邪を即効で治すのには必要です。
特に消化のいいものを食べるようにしましょう。
お粥とかうどんなんかがいいですね。
あまり食欲がない時は無理に食べる必要もありません。
食欲がないという信号を体が発しているので無理に食べる必要はないです。
消化をするのにも体力が必要ですからね。
食欲がない時は食べやすいものを食べるようにしましょう。
少し食べるだけでもだいぶ違います。
水分はきちんと取るようにしましょう。
夏風邪を即効で治す方法を紹介しました。
意外に普通のことだなと思ったと思います。
普通のことで夏風邪を即効で治すことができます。
夏風邪を治すのは自分の治癒能力です。
治癒能力を高めるには水分補給と睡眠と栄養です。
体力をつけることによって夏風邪が早く治ります。
まとめ
夏風邪の治し方で汗を無理にかくことについてでした。
夏風邪を引いても汗を無理にかいてはいけません。
悪化することもありますし夏風邪以外の症状が出る可能性もあります。
夏風邪の際の冷房の正しい使い方も紹介しました。
冷房は正しい設定温度で使いましょう。
冷房を使わないというのはよくありません。
上手に使えば冷房は強い味方になりますからね。
夏風邪を即効で治す方法も紹介しました。
水分補給と睡眠と栄養が夏風邪を即効で治すキーポイントです。
普通のことですが普通のことがなかなかできないんですよね。
夏風邪の症状が出たらまずはお医者さんに診てもらいましょう。
時期的にも体調を崩しやすい時期でもあります。
夏風邪ではなく食中毒などの可能性もありますからね。
自分で判断せずまずはお医者さんに診てもらうのがいいでしょう。
夏風邪は本当に嫌なものです。
夏風邪になってしまったら体力をつけて早めに治してしまいましょう。