七夕の天の川のイメージ

七夕が毎年楽しみという人も意外にいるのではないでしょうか。
私も特別なにかをするわけでもないですが七夕の日には晴れてほしいなーと思うんですよね。
七夕祭りに参加する人や子供がいる家庭なんかの場合は7月7日の七夕の天気が気になりますよね。
織姫と彦星が1年で1度だけ天の川で会うことができるということでぜひとも晴れてほしいですもんね。
雨が降ってしまうとせっかくの七夕の天の川を見ることができません。


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七夕には晴れてほしいなと思うのですがあんまり晴れませんよね。
結構雨の日や曇の日が多いように感じます。
七夕の雨の確率は多いように思うのですがどれぐらいなのでしょうか。
七夕の当日や前日の雨には名称もついているようです。
七夕と雨の関係について調べてみました。

 

七夕の雨の確率

窓についた雨の粒

七夕に晴れる日って結構少ないと思うのは私だけではないでしょう。
イベントとかも開催されると思うのでぜひとも晴れてほしいんですけどね。
晴れなくては天の川も見ることができません。

 

七夕なのに雨が降ってしまっているということも少なくないように思います。
そこで気になるのが七夕の雨の確率です。
これだけ雨が降っているイメージが強いので昔から結構雨の日が多いんじゃないかなと思ったんですよね。

 

私が住んでいるのは関東なのですが全国的に七夕は雨が多いのかも気になります。
そこで北海道から沖縄まで日本の七夕の天気を調べてみました。

 

今回七夕の天気を調べたのはgooというサイトです。
gooでは1961年からの過去の天気が掲載されています。
これを見れば昔の七夕の天気もわかっちゃうということです。

 

gooでの天気は日毎に9時・12時・15時の3つの時間でデータがあります。
七夕ということで夜のデータもあればよかったのですがありませんでした。
そこで夜に一番近い15時のデータを見てみることにします。

 

以下が7月7日の七夕の雨の確率になります。
北海道から沖縄まで地域ごとに七夕の雨の確率を調べてみました。
雨の確率だけでなく晴れと曇りの確率についても記載します。
七夕の雨の確率は多いのか見てみましょう。

 

北海道(札幌)での雨の確率

北海道の七夕の雨の確率などは以下です。

  • 晴れの確率:40.35%
  • 曇りの確率:45.61%
  • 雨の確率:14.04%

 

北海道の七夕の雨の確率を見てみていかがでしょうか。
確率的にはそこまで高くはない方なのかなと思います。
晴れの確率も40%を超えていますからね。

 

北海道に住んでいる人や七夕に北海道旅行に行く人なんかは天の川を見れるかもしれません。
雨の確率は低めですが曇りの確率もそこそこあるので絶対に晴れるということでもないですけどね。
今年は七夕に天の川を見たいという場合は北海道に行ってみるのもいいかもですね。

 

仙台での雨の確率

仙台での七夕の雨の確率は以下です。

  • 晴れの確率:24.56%
  • 曇りの確率:52.63%
  • 雨の確率:22.81%

 

仙台の七夕の雨の確率は22.81%とかなり高いです。
他の地域と比べても仙台は七夕に雨が降る確率が1番高いんですよね。
ちょっと意外な感じもしますね。

 

曇りの確率もかなり高い数値となっています。
半分以上は曇りだったということですからね。
仙台の場合は七夕の雨と曇りの確率を合計すると約75%になります。
7月7日の七夕の日はほぼ晴れないということです。

 

東京での雨の確率

東京での七夕の雨の確率は以下です。

  • 晴れの確率:31.58%
  • 曇りの確率:45.61%
  • 雨の確率:22.81%

 

東京の七夕の雨の確率も高いです。
仙台と同じように他の地域と比べても雨の確率は高くなっているんですよね。
関東に住んでいる人で七夕は雨が多いなと思っていた人は間違いではないようです。

 

七夕の東京では30%以上の確率で晴れるという結果になっています。
つまり全く晴れないということでもないということですね。
3年か4年に1度ぐらいは東京でも七夕に天の川が見れるということですね。

 

名古屋での雨の確率

名古屋での七夕の雨の確率は以下になります。

  • 晴れの確率:31.58%
  • 曇りの確率:49.12%
  • 雨の確率:19.30%

 

名古屋での七夕の雨の確率も高い方です。
ただ仙台や東京よりかは雨の確率は少なくなっています。
しかし2割の確率で雨が降るということは結構多い感じもしますね。

 

名古屋の場合は七夕に晴れる日は東京と同じぐらいの確率です。
多くもないけど少なくもないかなという感じですね。
他の地域と比べても特別晴れやすいとか雨が降りやすいということもありません。

 

大阪での雨の確率

大阪の七夕の雨の確率は以下です。

  • 晴れの確率:26.32%
  • 曇りの確率:61.40%
  • 雨の確率:12.28%

 

大阪で七夕に雨が降る確率は12%ぐらいです。
個人的に大阪の雨の確率の低さには驚きました。
きっと東京とか名古屋と同じぐらいなのかなと思っていたのですがかなり少ないんですよね。

 

ただ大阪は七夕に晴れる日が多いのかというとそうでもありません。
東京や名古屋よりも晴れる確率は低く曇りの日が多いんです。
雨が降る確率は少ないけど晴れる確率も少ないので天の川は見れないことも多いということでしょう。

 

広島での雨の確率

広島の七夕の雨の確立は以下になります。

  • 晴れの確率:36.84%
  • 曇りの確率:49.12%
  • 雨の確率:14.04%

 

広島での七夕の雨の確率は14%程度でした。
そこまで多くないかなという感じです。
北海道と同程度なので雨が多いということはありません。

 

広島の場合は晴れる確率も他と比べてもそこそこ多いんですよね。
もちろん曇りの日もあります。
今回調べた中では3番目に晴れる確率が多いという結果でした。

 

福岡での雨の確率

福岡での七夕の雨の確率は以下になります。

  • 晴れの確率:29.82%
  • 曇りの確率:54.39%
  • 雨の確率:15.79%

 

福岡での七夕の雨の確率は15%ほどです。
福岡もそこまで雨の確率は高くないかなという感じですね。
ただ低くもないので雨が降ることも結構あります。

 

七夕に晴れる確率は約30%のようです。
他の地域と比べても特別晴れやすいということもないみたいなんですよね。
全体的に標準的という感じがします。

 

沖縄(那覇)での雨の確率

沖縄の七夕の雨の確率は以下になります。

  • 晴れの確率:48.15%
  • 曇りの確率:46.30%
  • 雨の確率:5.50%

 

沖縄での七夕の雨の確率は約5%です。
圧倒的に雨の日が少ないのが沖縄ですね。
他の地域と比べてみてみるとどれだけ雨が降らないかがわかります。

 

沖縄は晴れる確率も約50%と高いです。
沖縄に住んでいる人は七夕に天の川を何度も見ているんじゃないかなと思います。
天の川が見たい場合は沖縄に行くのがいいかもしれませんね。

 


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七夕の当日と前日の雨の名称

考え事をする子供

七夕の雨の確率が多いのか見てきましたがやはり地域差があるというのがわかりました。
東京などでは雨の確率が20%を超えていたりもしますからね。
雨が降らなくても曇りの日が多いということで天の川を見るのはなかなか難しいですね。

 

ところで、七夕の雨には名称がついているのをご存知でしょうか。
私は知らなかったんですよね。
どうやら特別に七夕の日に降る雨には名前がついているようなんです。

 

七夕って織姫と彦星が1年に1度だけ会える日としても知られています。
七夕の雨に名称ががついているのもなんとなくロマンチックですよね。

 

以下が七夕の当日や前日の雨の名称です。
気象的なことというのではなく七夕にはこういう話もあるよーという感じで見てみてください。

 

七夕の当日の雨の名称

七夕の当日の雨の名称は催涙雨や酒涙雨と呼ばれています。
どちらも読み方は「さいるいう」です。
七夕以外の日に雨が降ってもこういう呼び方はしないようなんですよね。
つまり七夕当日の雨限定の呼び方ということです。

 

催涙雨には2つの解釈があります。
雨を悲しみの涙と捉える解釈と嬉し涙と捉える解釈です。
どちらも織姫と彦星が流す涙だと言われています。

 

悲しみの涙という解釈では七夕に雨が降って織姫と彦星が会えないため悲しくて流す涙といわれています。
1年に1度しか会うチャンスがない二人ですからね。
せっかくの七夕に雨が降って会えないとなると悲しくて涙も出てきてしまいますよね。

 

嬉し涙という解釈では七夕の天気には関係なく織姫と彦星が会うことができ嬉しくて涙を流すといわれています。
特に韓国では七夕には必ず雨が降ると言われているぐらいです。
雨の解釈も嬉し涙と捉えています。

 

さらに七夕の時期は雨がよく降りますよね。
2日間夜に雨が降るのは織姫と彦星が別れを惜しんで流す涙だとも言われているんです。
せっかく会えたのにまた1年後まで会えないとなると悲しくなって泣いてしまう気持ちもわかりますね。

 

他にも七夕の夜に雨が降り続くことを七夕流しと呼ぶこともあります。
せっかくの七夕の夜なのに台無しにしてしまうことですね。
七夕飾りを川に流すことも七夕流しといいますが雨のことも七夕流しと呼ばれています。

 

七夕の前日の雨の名称

七夕当日の雨だけでなく七夕前日の雨にも名称がついています。
七夕前日の雨の名称は洗車雨(せんしゃう)と呼ばれているんです。

 

なぜ七夕前日の雨が洗車雨と呼ばれているかというと彦星が関係しています。
彦星は牛車に乗って七夕に織姫に会いに行くとされています。
七夕前日に彦星が牛車を洗い綺麗にするために雨が降ると言われているんです。
これまたロマンチックじゃないですか。

 

七夕に曇りが多い理由

曇り空の夜

七夕では曇る確率がかなり高いのは上述した通りです。
地域差はあるものの40%から60%の確率で天気は曇りとなります。
七夕に曇る理由もあるんです。

 

七夕に曇る理由は織姫と彦星が隠れたいからといわれています。
晴れてしまうと私達からも天の川が見れてしまいますよね。
雨が降ってしまうと二人が会えないかもしれません。
ということで曇れば織姫と彦星は会えますが周りからは見られることがないということです。

 

織姫と彦星は恥ずかしがり屋な部分もあるのかもしれません。
1年に1度しか会えないのですから他の人に邪魔されたくないという気持ちもあるのかもですね。
七夕に曇る理由もなんかロマンチックだなーと思います。

 

織姫と彦星は雨が降ると会えない?会える?

水たまりに降る雨

七夕の雨の確率は以外に高いというのは上述してきた通りです。
七夕というと織姫と彦星ですが雨が降ると会えないのでしょうか。
年に1度のことなので会えないとなるとかわいそうになってきてしまいますよね。

 

七夕の当日に雨が降るのを催涙雨ということは紹介しました。
織姫と彦星は雨でも七夕に会えるのかというと意見が分かれるところです。

 

日本では一般的に七夕に雨が降ると織姫と彦星は会えないと言われることが多いですよね。
雨が降ると天の川が増水し二人は会うことができないというのは聞いたことがあると思います。
しかし雨が降っても会えるという説もあるようなんです。

 

七夕に雨が降っても会えるというのには2つの説があります。
韓国の七夕の話を記載しましたが七夕の雨は織姫と彦星が会ったときの嬉し涙だという説です。
七夕に雨が降りやすいことをポジティブに捉えた説ともいえますね。

 

もう1つが雨が降っていても実は織姫と彦星は会えていて雲で隠しているという説です。
七夕に曇る確率が高い理由でも記載しましたが周りの人に邪魔されたくないためということですね。

 

七夕に雨が降ると織姫と彦星は会えないのか会えるのかは国や地域によって様々な説があるようです。
しかし年に1度のことですからね。
もし雨が降ってしまっても織姫と彦星は会えていたらいいですよね。
でないとかわいそうでしかたありません。

 

七夕に雨が降っても願い事は叶う?

短冊に願い事を書く

七夕には短冊に願い事を書いて飾る人も多いと思います。
子供だけでなく大人も書きますもんね。
スーパーや百貨店などにも笹が飾られて短冊に願い事が書かれているのを目にすることもあります。

 

七夕に雨が降っても願い事は叶うのでしょうか。
それともやはり雨だと願い事は叶わないのでしょうか。
気になるところですよね。

 

七夕が雨の場合に願い事が叶うか叶わないかということに関してはあまり情報がありません。
雨だと雲で空まで願い事が届かないという意見もあります。
しかし雨でも関係なく願い事が叶うという意見もあるんですよね。

 

正直どちらも考え方しだいなのかなと思います。
個人的には雨でも願い事は叶ってほしいなーと思うんですけどね。
短冊に願うことが本気の願いであれば七夕当日が雨でも願い事は叶いやすいかもしれません。

 

ちなみに短冊に願い事を書くときの書き方ってご存知でしょうか。
「お金持ちになりますように」とか「健康でありますように」と書く人もいるでしょう。
しかし少し違った書き方をした方が願い事が叶いやすくなるといわれているんです。

 

短冊に願い事を書くときは「・・・になりますように」と書くのではなく、「・・・になる」と書くほうがいいんだそうです。
つまり七夕の短冊に願い事を書く場合は断言する書き方をすると願いが叶いやすいということです。
「お金持ちになる」とか「健康になる」とかですね。
断言することによって自分が願い事に書いたことに対する行動ができるようになるようです。

 

 

 

7月7日に雨が多い理由

あじさいの花

七夕の7月7日は雨が多いですし雨が降らなくても曇りの日が多くなっています。
ではなぜ7月7日は雨が多いのでしょうか。
綺麗な天の川が見れないとがっかりしますもんね。

 

7月7日に雨が多い理由は梅雨だからです。
おそらく多くの人がそうだよねって納得していると思います。
むしろ言われなくてもわかってるという人がほとんどでしょう。

 

本州や四国や九州はまだまだ梅雨明けしていない地域が多いですからね。
7月7日は雨や曇りとなり晴れる日は少ないんです。

 

北海道と沖縄は7月7日でも晴れる確率は高いです。
北海道は梅雨がないとされているため晴れる可能性が高いんですよね。
沖縄に関してはすでに梅雨明けしている時期なので晴れる可能性が高くなっています。

 

梅雨明けは7月中旬から下旬ですからね。
年によっても梅雨明けの日付は結構変わったりもしてきますが7月7日に雨が多いのも仕方ないかなという感じでしょう。

 

七夕の日付は現在の7月7日ではない?

砂時計とカレンダー

七夕というと7月7日ですよね。
日本人の誰に聞いてもほとんどの人はそう答えると思います。
私も七夕の日付を聞かれたら7月7日と答えます。
7のゾロ目なので覚えやすい日付ですしね。

 

しかし昔の七夕は現在の7月7日ではないのをご存知でしょうか。
現在の7月7日は梅雨の真っ最中ということで雨が降る日も多くなっています。
しかしこの日付が違っていたら晴れる日も多い可能性も十分考えられますよね。

 

現在日本で使われている暦は新暦でグレゴリオ暦です。
世界中でも同じ歴を使っている国や地域が多いです。
太陽暦の1つですね。

 

しかし昔は旧暦を使っていました。
旧暦は月の満ち欠けを基に使われていました。
いまでも旧暦を使った行事などが残っていることもあります。

 

新暦と旧暦では日付が変わってきます。
約1ヶ月ぐらい旧暦の方が遅いんですよね。
七夕も昔は旧暦が使われていたのでいまの7月7日ではなく1ヶ月後ぐらいの8月に入ってからだったんです。

 

8月ということはすでに梅雨明けしている時期です。
昔の七夕は旧暦だったのでいまよりも晴れる日が多かったということですね。
新暦の方が季節の大きなズレなどはなくなりましたが日本の七夕に関しては雨の確率が高くなったということです。

 

旧暦の七夕の天気は?

青空と白い雲

昔は旧暦の七夕だったということで天気はどうだったのか気になりますね。
いまは新暦で雨や曇りの日が多いですが旧暦だった場合はどんな天気だったのでしょうか。
そこで2000年以降で東京の旧暦の七夕の天気はどうだったのか調べてみました。

 

西暦旧暦の七夕天気
2000年8月6日晴れ
2001年8月25日晴れ
2002年8月15日晴れ
2003年8月4日晴れ
2004年8月22日曇り
2005年8月11日曇り
2006年
(旧暦7月に閏月)
7月31日曇り
8月30日
2007年8月19日晴れ
2008年8月7日晴れ
2009年8月26日曇り
2010年8月16日晴れ
2011年8月6日曇り
2012年8月24日晴れ
2013年8月13日曇り
2014年8月2日晴れ
2015年8月20日曇り
2016年8月9日晴れ
2017年8月28日晴れ

 

 

旧暦の七夕だったら東京でも晴れた日が多かったというのがわかります。
圧倒的に晴れの日が多いですからね。
曇りの日もありますが雨の日は少なかったということです。

 

現在の七夕である7月よりも8月の方が晴れる日が多いですね。
織姫と彦星も会える回数が多かったことでしょう。
私達も天の川を見る機会が増えていたかもしれませんね。

 

まとめ

七夕の雨の確率は多いのかについてでした。
七夕は雨のイメージがありますがやはり雨になる日も多いのかなと思います。
しかし地域によっては晴れる確率が高い場所もありました。

 

七夕の当日や前日の雨には名称がついています。
なかなか1日限定の雨の日の名称って少ないんじゃないかなと思います。
雨に名称がついている理由もロマンチックですよね。

 

織姫と彦星には雨が降っていても会っていてほしいものです。
少なくても曇りの日には会えているんじゃないかなと思います。
しかし私達も天の川が見たいのでぜひとも七夕の日には晴れてほしいものです。


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