湿度が高くなってくると注意しなくてはいけないのがカビですよね。
一度カビが生えてしまうと大変なことになってしまいます。
カビは健康にも影響が出てきますからね。
目に見える部分は結構カビ対策をしている人も多いでしょう。
しかし案外忘れがちなのが押入れのカビ対策です。
押入れって物を収納しておく場所としてはかなり便利です。
しかし一度物を収納してしまうとあまり押入れを開けなかったりしますよね。
気がついた時には押し入れにカビが生えていたということもあります。
押入れのカビ対策にはエタノールが効果的で嫌な臭いも除去できちゃいます。
押入れのカビ対策をする際のエタノールの量や掃除の方法などを紹介しますね。
押入れのカビ対策にエタノールを使えば臭いも除去
押入れって何ヶ月も開けないことがある人も多いでしょう。
基本的な押入れの使い方というと収納ですからね。
一度物を押入れに閉まってしまえば頻繁には開けることもありませんよね。
しかしそれが危険なんです。
押入れって結構カビが生えやすい場所でもあります。
換気をすることを忘れがちなのでカビにとってはありがたい場所なんですよね。
特に湿度が高い時期はカビが発生しやすくなります。
例えば梅雨の時期ですね。
梅雨の時期は雨も多いですし湿度も高いです。
しかし1ヶ月半から2ヶ月程度梅雨の時期は続きますからね。
そして秋も結構カビが生えやすい時期でもあります。
秋ってカラッとしていて気持ちいい季節だと思いますよね。
しかし秋雨前線が日本列島を覆う時もあるので何日も雨が続く日もあるんです。
押入れにカビが生える前に対策をしておく必要があります。
カビが生えないようにする対策はいくつかあるのですが有効なのがエタノールです。
エタノールを使えば押入れのカビ対策になります。
掃除のプロも推奨している方法のようです。
エタノールを使えば押入れの嫌なカビ臭い臭いも除去できます。
カビが生える前にエタノールを使ってカビ予防をしておきましょう。
新しい家だとしても事前にカビ対策はしておいた方がいいでしょう。
エタノールにはカビになる前に成分を分解してくれる効果があります。
しかしすでにカビが生えてしまってからではエタノールの効果はありません。
ですのでカビ対策としてエタノールを使用するようにしてくださいね。
押入れのカビ対策に使うエタノールの量
押入れのカビ対策にエタノールが効果的というのは上述した通りになります。
カビが生えてしまう前にエタノールを使って対策するのがいいでしょう。
エタノールは薬局やドラッグストアに売っています。
スーパーなんかにもお店によってはエタノールの販売をしています。
入手するのは難しくないので近くに買いに行きましょう。
近くのお店にないという場合は通販なんかでも購入することができます。
薬局やドラッグストアで売っているエタノールは基本的に2種類です。
色々なメーカーから販売されていますが基本的に2種類と覚えておいていいでしょう。
1つは無水エタノールでもう1つが消毒用エタノールです。
無水エタノールは濃度が99%のエタノールになります。
消毒用エタノールは濃度が80%に薄められています。
どちらのエタノールがいいのかというと個人的には無水エタノールがいいと思います。
濃度が99%だから強力という理由ではありません。
コスパを考えると無水エタノールがいいですよという意味です。
というのもエタノールがカビ予防に効果を発揮するのは濃度80%です。
無水エタノールは濃度99%なので水で薄めて80%にする必要があります。
一手間かかりますが無水エタノールを使った方がコスパが良くなります。
無水エタノールを使う場合はエタノール80mlに対して水を20mlの量で薄めて下さい。
これでエタノールの濃度は80%のエタノール100mlの量になります。
もっと量が必要な場合は同じ割合で無水エタノールを水で薄める必要があります。
水で薄めるのは面倒だなという場合は消毒用エタノールでもいいでしょう。
コスパは悪くなりますが水で薄める必要はなくなります。
すぐに使いたいという場合も消毒用エタノールでもいいのかなという感じです。
無水エタノールと消毒用エタノールの値段と薄める手間を考えて購入するのもいいでしょう。
消毒用エタノールの方が割高になることが多いです。
しかし手間を考えると消毒用エタノールの方がいい場合もあります。
濃度80%のエタノールを準備したら霧吹きの容器に入れ替えましょう。
押入れもそうですが他の場所の掃除をする時にも霧吹きの容器に入れ替えたほうが使い勝手がいいです。
霧吹きの容器は100円ショップなんかでも購入できます。
エタノールで押入れのカビ対策をする掃除の方法
エタノールを使った押入れの掃除の方法ですね。
これが1番重要です。
エタノールを使って押入れの掃除をしてカビ予防をしましょう。
押入の掃除についてはどれぐらい物があるのかによっても時間が変わってきます。
数時間で終わる場合もあれば数日必要な場合もあります。
ある程度時間がある時にまとめてやってしまったほうが効率的でしょう。
以下がエタノールを使った押入れの掃除の方法です。
できれば天気のいい日に掃除をするのがいいでしょう。
事前準備
エタノールを使って押入れを掃除する時には事前準備が必要です。
まずは家の窓を開けて換気をして下さい。
エタノールを使うので換気は必須です。
換気をしていないと気分が悪くなることもあります。
エタノールは揮発性なので火元にも十分注意してください。
火気厳禁ですね。
マスクや軍手やメガネなんかも用意する方がいいでしょう。
エタノールは手についても問題ありませんが目や口には入らないように注意してください。
それなりに大掛かりな掃除になるので準備はしっかりしましょう。
子供やペットがいる場合はエタノールで掃除する部屋の外に出して下さい。
自分の意図しない動きをしますからね。
エタノールを使う時に気分が悪くなったりしてしまうかもしれませんしね。
押入れの物を出す
押入に収納してある物を全て外に出しましょう。
エタノールでカビ対策をする際には押入れを全体を対策した方がいいですからね。
隅々まで掃除をするためにも押入れに入っているものは一度全部外に出したほうがいいでしょう。
せっかく押入れの物を全部出したのですから不要な物を処分するのもいいでしょう。
こういう機会がないとずっと押入れにしまったままになってしまいますからね。
私も押入れの掃除をするときにいらない物を処分したら物が半分以下になりました。
押入れのほこり掃除
押入れの物を全部外に出したら結構ほこりとかがあると思います。
まずは押入れを掃除しましょう。
この後、エタノールで掃除をするわけなのでほこりがあるとべちょっとなってしまいますしね。
掃除機を使うと掃除機内のフィルターがカビの胞子だらけになることがあります。
捨てられるタイプの掃除機ならいいのですがそうでない場合は掃除機は使わない方がいいでしょう。
クイックルワイパーのようなものや粘着力あるコロコロなんかで掃除するのもいいと思います。
エタノールで押入れを掃除
エタノールでの押入れの掃除に移ります。
濃度80%のエタノールを霧吹きの容器に準備していると思います。
押入れ全体にエタノールを霧吹きで撒きましょう。
できるだけ満遍なく押入にエタノールを撒くのがポイントです。
隙間があるとそこにカビが生えてしまう可能性もありますからね。
天井部分も忘れずにエタノールを噴出し撒くようにしてください。
雑巾などにエタノールを染み込ませて拭き掃除をするのもいいでしょう。
押入れ全体を満遍なく掃除するという感じですね。
乾燥と換気
押入れにエタノールで掃除したら乾燥させましょう。
エタノールは揮発性なので結構すぐに乾きます。
しかし数時間はそのまま乾燥させておいた方がいいでしょう。
この時には窓は全開にしておくのがいいでしょう。
扇風機やサーキュレーターなどを使うと乾燥も換気も時短になります。
きちんと乾燥させるのがポイントです。
カビ対策
一通りエタノールを使っての押入れのカビ予防の掃除が終わりました。
しかしすぐに物を押入れに入れるのは待って下さい。
エタノールでだいぶカビ対策はできたと思います。
しかしさらにカビを発生させないようにする工夫が必要です。
まずはスノコが大活躍します。
物を押入れに置く前に下にスノコを敷きましょう。
スノコを敷くことによって通気性がよくなります。
物を押入れに入れすぎるのも問題です。
押入れにギュウギュウに入れると空気の流れが妨げられます。
不要な荷物は処分して押入れの中に入れるものはギュウギュウにせずゆとりをもたせるのがいいでしょう。
押入の中に除湿剤を入れるのも効果的です。
最近では100円ショップでも除湿剤が売っています。
墨の除湿剤なんかもあるので嫌な臭いを防止する効果も期待できます。
押入に入っていた物の掃除もしましょう。
衣類であれば洗濯をするのもいいでしょう。
物もこの際なので綺麗に掃除してみてはいかがでしょうか。
万が一すでにカビの胞子がついているのも嫌ですからね。
押入の換気も定期的に行いましょう。
押入れって一度閉めてしまうと開ける機会も少ないんですよね。
しかし空気を入れ替えて上げないと湿気が溜まりカビが生えやすくなります。
定期的に押入を開けて換気してあげましょう。
押入れのカビ対策にエタノールを使った掃除の方法でした。
押入れの中にはいろいろと物が入っているので掃除をするのは大変だと思います。
しかしカビが生えてしまってからではそれこそ大変なことになりますからね。
カビが生える前にエタノールを使ってカビ対策をしましょう。
押入れにカビが生えていたら
押入れのカビ対策でエタノールを使って掃除しようと思った時にすでにカビが生えていることもあります。
上述したようにすでに生えたカビにはエタノールは効果がない場合もあります。
そんなときは漂白剤を使ってカビを除去するのがいいでしょう。
漂白剤を使う時は注意が必要です。
まずはエタノールと漂白剤は絶対に混ぜないことです。
混ぜるな危険という言葉を聞いたことがあると思いますが基本的に薬品は混ぜないでください。
エタノールをすでに使った後の場合は完全に乾くまで待ってから漂白剤を使いましょう。
漂白剤は色落ちする可能性があります。
賃貸の家の場合は問題になることがあるので気をつけて下さい。
押入れに壁紙が貼ってあったりする場合も色が落ちることがあります。
漂白剤を使ってカビを除去する方法ですが基本的には商品に書いてある方法でいいでしょう。
キッチンペーパーや雑巾に漂白剤を染み込ませてカビの生えている部分を覆っておくのも効果があります。
しばらくそのままにしておきましょう。
もちろん漂白剤をカビの除去に使う場合も換気は必ずしてくださいね。
換気を怠ると気分が悪くなったりする場合もあります。
子供やペットがいる部屋では危険ですので気をつけましょう。
まとめ
押入れのカビ対策にエタノールを使えば臭いも除去できます。
エタノールは色々な部分の掃除に使うことができるのですが押入れのカビ対策にも有効です。
普通に生活をしているとエタノールを使う機会は少ないかもしれませんが上手に使いましょう。
押入れのカビ対策にエタノールを使う際の量についても紹介しました。
エタノールが効果を最大限発揮するのは濃度が80%の時です。
無水エタノールを使う時は濃度が80%になるように水で薄めて量を調整して下さい。
消毒用エタノールは最初から80%の濃度になっていると思うので確認してから使いましょう。
エタノールを使った押入れのカビ対策の掃除の方法についても紹介しました。
押入れのカビ対策の掃除は結構大掛かりな掃除になることがあります。
時間がある時に行うのがいいでしょう。
エタノールを使う時には換気はしっかりと行って下さい。
エタノールは臭いがあるので換気をしておかないと気分が悪くなることがあります。
しかしきちんと換気をしておけばエタノールはカビ対策に効果的です。
エタノールを使った掃除は色々なところで利用できます。
例えばお風呂の掃除やトイレの掃除などです。
水回りもカビが発生し易い場所なのでエタノールを使ってカビ対策をしてはいかがでしょうか。
カビ対策には換気が必要です。
押入れも閉め切らず定期的に換気をするようにしましょう。
カビが生える前にカビ対策をしておくことが重要ですね。