暖かくなってくると増えてくるのが蜂ですよね。
蜂を見るとどうしても身構えてしまいますし逃げたくなります。
同じような人は私だけではないのではないでしょうか。
昔から蜂は色によって近づいてきたりそうでなかったりということが言われますよね。
できるだけ蜂に刺されないようにするには衣服の色を考えたほうがよさそうです。
蜂がよってくる色として有名なのが黒と言われています。
しかしなんとなく黒い服は危ないよと言われていたぐらいなので本当に危険なのか調べてみました。
蜂は色で危険を察知するようですが黒や紺の服は狙われやすいのでしょうか。
蜂の危険にあわないように色だけでなく臭いや汗にも注意をした方がいいようです。
蜂に遭遇したときの対処法なども紹介しますね。
蜂にとって危険な色の黒や紺の服は避ける
最近よく蜂を見かけるんですよね。
蜂って7月から夏にかけて多いのかなと思ったのですが春でもかなりいます。
私の住んでいる地域だけなのかもしれませんがかなり飛び回って怖いなという思いがありました。
蜂に刺されるとアナフィラキシーショックとなることもあります。
何度も刺されるとそれだけ重症になる危険性が高くなるとも聞きますよね。
大人も気をつけなくてはいけませんが子供にも十分言いきかせたいものです。
そんな時にふと思い出したが蜂と色の関係です。
昔から蜂が接近してきたりするのは色が関係あるという話がありますよね。
黒い色には蜂がよってきて刺されやすくなるとか聞いたことがありますよね。
確かに昔から言われているけど本当にそうなのかなと思って蜂と色の関係を調べてみました。
蜂がよってきやすい色があるとすれば蜂よけの色もありそうですもんね。
蜂よけの色は何色かという白になります。
やはり昔から言われているように白い色には蜂はあまりよってくることはないようです。
ただし白い色に蜂よけの効果があるのは昼間の話なので注意が必要です。
後述しますが夜には危険な色に変わるようです。
反対に蜂に危険な色もあります。
蜂に危険な色は黒や紺になります。
黒い色は蜂がよってきやすいというのも昔から言われていることですね。
しかし黒い色が蜂に危険というのも昼間の話のようなので注意が必要です。
なぜ白い色が蜂よけになって黒や紺は危険なのか気になるところですよね。
蜂の一部の種類を除いては色を判別することができないようです。
蜂が見ている色は白か黒のどちらかで濃さの判断ができるだけなんです。
蜂の色による危険度は以下のようになります。
危険度 | 色 |
高い ↑
↓ 低い | 黒 |
紺 | |
茶色 | |
赤 | |
紫 | |
緑 | |
水色 | |
オレンジ | |
ピンク | |
黄緑 | |
黄色 | |
白 |
蜂は色を白か黒にしか見えないためどれぐらい黒に近いかで危険度も変わってきます。
逆にいうと白に近いほうが蜂よけに効果的な色とも言えます。
確かに蜂の駆除業者とかの様子をテレビでみると全身白い防護服を着ていますよね。
黒い防護服を着て蜂の駆除をしている様子は見たことありませんもんね。
専門家も白は蜂に攻撃されにくいということで白い服にしているということです。
黒に蜂が反応する理由はいろいろと言われています。
よく言われているのが蜂の天敵のクマが黒いからという理由です。
蜂のDNAに黒は危険という信号があるのではと言われていますが信憑性はどうかはわかりません。
黒い部分には弱点も多いからという理由も言われています。
動物を考えると目や鼻が黒い場合が多いので蜂が弱点をつくために黒には攻撃的になるとも言われています。
私達が黒や紺の服を着て蜂に近づくとコイツは危険だと思って攻撃してくる可能性も高くなります。
蜂の防衛本能とも言えるかもしれませんね。
白い服を着ていれば絶対に安全というわけではないので注意が必要です。
逆に黒や紺の服を着ているから絶対に危険というわけでもありません。
確かに実験でも黒よりも白のほうが安全という結果が出ています。
一度蜂が攻撃態勢に入ったときに最初の標的になるのが黒い色です。
蜂は危険な対象に対してマーキングをします。
マーキングされた物を対象に一気に刺してくる習性があります。
ですので白い服でもマーキングされてしまうと危険なのでできるだけ蜂を刺激することは避けるべきですね。
夜は蜂に危険な色が変わる?
蜂よけの色は白で危険な色は黒や紺というのは上述した通りです。
しかしこれは昼間での話になります。
夜になると話が変わってくるようなんです。
夜は当然暗いですよね。
暗い夜に黒や紺の色は同化しやすいために蜂に取っても見にくい色になります。
つまり黒い色は夜になると蜂の危険な色ではなくなるということになります。
白い色はどうでしょうか。
夜になると白い色の方が目立ちます。
蜂に取っても夜は白い色の方が見やすくなるということになります。
夜の蜂よけの色は黒になり危険な色は白になるということです。
これは初めて知りました。
確かに蜂が白と黒で判別しているということであれば納得できますね。
暖かくなってきて昼間から夜まで外にいる時は注意が必要ですね。
昼間は白い服にして夜は黒い服にするのが蜂よけの効果がありそうです。
少し面倒かもしれませんが蜂にはできるだけ刺されたくないという場合は服の色を変えるのがいいかもしれません。
蜂は臭いと汗にも注意
蜂で注意しなくてはいけないのは色だけではありません。
蜂よけをしたいのであれば臭いや汗にも注意が必要です。
蜂は臭いに敏感と言われています。
普段から蜂は臭いでコミュニケーションを取っているようです。
もちろん汗の臭いも大好きのようなんです。
蜂は夏場に多いですができるだけ汗をかかないようにするのも蜂よけの効果があります。
汗だけでなく香水やシャンプーやお酒の臭いなんかにも敏感です。
ご飯の臭いにも結構よってくることもあるとか。
夏にキャンプなどで山に行くときは臭いにも注意しましょう。
できるだけ刺激の強い匂いとならないようにするのがいいですね。
汗をかくのは仕方ない部分もあるのですがそのまま放置せずに汗を拭き取ったり着替えたりした方がよさそうです。
蜂と遭遇してしまったら
蜂と遭遇することは特に珍しいことではないですよね。
住宅街でも道を歩いていれば蜂に遭遇することはありますし家の中に入ってくることもあります。
もし蜂と遭遇してしまったらどのような対処をするのがいいのでしょうか。
蜂に遭遇しても刺激することは避けるようにしてください。
蜂が近くにきても手で追い払ったりすると攻撃態勢になることがあります。
できるだけ静かにしておくほうがいいでしょう。
蜂の巣に近づいてしまったら速やかに離れて下さい。
やはり巣に危険が迫っていると蜂も攻撃的になりやすくなります。
危険と思ったら走って数百メートル逃げるのがいいようです。
蜂がしばらく追ってきても数百メートルで巣に帰っていくと言われています。
特に山の場合は蜂の巣に気が付かない場合もあるので注意が必要です。
知らずに蜂の巣を壊してしまっているということもありえます。
山では十分に蜂に警戒するようにしてください。
蜂に刺されないための服装
夏というと外で遊んだりレジャーを楽しみに行くにはいい季節ですよね。
子供も外で遊んだほうが健康的ですし大人もキャンプやハイキングに行ったりするでしょう。
蜂に刺されないようにするために服装なんかを気をつけておきましょう。
以下が蜂に刺されないための服装と注意点です。
- 長袖を着る
- 長ズボンを履く
- 白っぽい服を着る
- 帽子を被る
- 香水やヘアスプレーはしない
- 汗はすぐに拭き取る
- 汗をかいたら着替えをする
夏だと長袖長ズボンは暑いと感じるかもしれません。
しかし蜂対策として長袖長ズボンの服装は効果があります。
紫外線も強い時期なので肌はできるだけ見せないようにするのがいいでしょう。
帽子を被るのも効果的です。
日本人の多くの人は髪の色が黒いですよね。
蜂は黒を標的にしやすいため帽子をかぶり頭をガードしてください。
帽子の色も黒ではなく白い方がいいでしょう。
上述したように蜂は臭いにも敏感に反応します。
強い臭いを発すると多少遠くても蜂は嗅ぎつけます。
特に巣がある場合は臭いで近づいてきているというのがわかるので注意が必要です。
香水やヘアスプレーは使用しない方がいいですね。
汗をかいたらすぐに拭き取ったり着替えをするようにしてください。
特に子供は汗をかきやすいと思うので注意が必要です。
まとめ
蜂は色で危険を察知しているため黒や紺の服は避けたほうがいいでしょう。
やはり黒や紺の服だと蜂に危険と思わせてしまうことが多いです。
蜂よけをしたいのであれば白い服にするのがいいでしょう。
夜は逆に白い色の服だと蜂が見やすくなり危険となることもあります。
もし夜に山でキャンプなどをする場合は黒い服も持っていった方がよさそうですね。
夜は蜂もある程度おとなしくなると言われていますが用心はしておきましょう。
蜂は臭いや汗にも敏感です。
普段から蜂は臭いでコミュニケーションを取っているとも言われています。
臭いや汗に敏感なので子供が外遊びをする時なんかも気をつけましょう。
蜂と遭遇してしまったら刺激をしないようにしましょう。
攻撃態勢に入っていない場合は自分から刺してくることは少ないとされています。
手で追い払おうとすると危険度が高くなるので気をつけて下さい。
外で蜂と遭遇したら速やかにその場を離れましょう。
万が一知らずに蜂の巣を破壊していた場合は走って数百メートル離れて下さい。
蜂が追ってくることもありますが巣から離れると追ってこなくなります。
蜂に刺されないための服装や注意点も紹介しました。
長袖長ズボンの服装で肌をできるだけ出さないようにするのがいいでしょう。
服の色も白に近ければ近いほどいいとされています。
蜂に刺されると危険です。
できるだけ蜂に刺激を与えずに共存していくのがいいでしょう。
蜂が多いかなと思う場所に行く場合は黒や紺の色の服装は避けて対策をしていくのがいいですね。