年度末は送別会が多い季節ですが年度末でなくても1年中送別会は行われます。
私の場合も特に年度末ということではなく年中送別会が開催されます。
一緒に仕事をしてきた同僚が去るのは悲しいものです。
送り出すために送別会を行う場合も多いでしょう。
そんな送別会で送る側の挨拶ってどんなことを喋ればいいのでしょうか。
送別会の挨拶って急に頼まれると悩むんですよね。
ある程度きちっとした雰囲気のことが多いですし慣れていないと挨拶になにを言っていいのか悩みます。
挨拶するのは送別される人の近い存在や上司ということが多いですが、突然幹事から指名される場合もあります。
いざというときの送別会の挨拶で困らないように送る側の例文を紹介します。
異動と退職で挨拶を変える必要はあるのかや送別会での締めはどうすればいいのかについても紹介しますね。
送別会の送る側の挨拶の例文
送別会はある日突然やってくるというものでもありません。
遅くても1ヶ月ぐらい前までにはわかるでしょう。
その時のために事前に送別会での挨拶を考えておくのがいいですね。
送別会は年に1度ぐらいしかないという人もいますが、
結構頻繁に行われる場合もあります。
仕事によっては数ヶ月で現場を離れるということもありますからね。
とは言っても送別会でどんな言葉を言えばいいのか迷うものです。
送られる側も理由は様々ですからね。
その理由にそって少し言葉を変えるのがいいでしょう。
送別会の挨拶はそれほど難しく考える必要はないと思っています。
感動させて泣いてもらおうと思うのもいいのですが次に向けて贈る言葉ですからね。
送別会で送る側の挨拶の言葉のポイントは以下です。
- 感謝とねぎらいの言葉
- エピソード
- 今後へのエール
上記のポイントをふまえれば送別会の挨拶は問題無いでしょう。
一緒に仕事などをしていれば話せる内容です。
同僚という関係だけでなく上司と部下という関係でも使えますね。
時間的にどれぐらい送別会の挨拶を話せばいいのかはその時の状況によります。
全員が一言ずつという場合もありますからね。
その時は30秒から1分程度にしましょう。
代表して送別会の挨拶をする場合でもそこまで長くする必要はありません。
3分程度でコンパクトにまとめるのがいいと思います。
でないと送別会自体がだらけてしまいますし送別会の主役は送別される人ですからね。
挨拶では送別される人を嫌な気分にするのだけはやめましょう。
ものすごい嫌いな人であってもそこはぐっと我慢です。
冗談を交えるのはいいですが相手の立場を考えましょう。
どうせなら気持よく送別してあげたいですからね。
とはいえ具体的にどのような挨拶をすればいいのかです。
以下に送別会の挨拶の送る側の例文を簡単に紹介します。
想定として先輩が異動するという例になります。
~~~ここから挨拶の例文~~~
○○さん、大変お世話になりました。
私がこの部署に入ってきて右も左もわからない状態の時にいろいろと教えてくれたのが○○さんでした。
時には厳しく指導してくれたおかげで現在の私があると思っています。
仕事で悩んでいる時に声をかけてくださり相談にものってくださいました。
プライベートでは一緒に温泉にも行きましたね。
あの時は本当に楽しくていまでもいい思い出です。
また今度一緒に楽しみましょう。
今後は○○さんに教えていただいたことを活かし後輩にもわかりやすく時には厳しく指導していこうと思っています。
もちろん自分自身も精一杯頑張っていきます。
○○さんとの別れは寂しい気持ちでいっぱいです。
これからも健康には十分注意して活躍してください。
○○さん本当に▲年間ありがとうございました。
~~~ここまで挨拶の例文~~~
送別会の挨拶の送る側の例文でした。
簡単に紹介しましたのでボリュームは足りません。
ここは自分とその人との関係でいろいろと付け足していってください。
エピソードなんかはいろいろ語れると思います。
もちろん相手と自分の関係がどういった関係なのかによっても挨拶は少し変える必要があります。
上述したポイントさえ踏まえていれば送別会での挨拶になります。
忘年会の挨拶はそこまでかしこまる必要はありません。
ものすごい目上の人で遠い存在の場合は固い挨拶もいいのですがそのような関係で挨拶を任されることもないでしょう。
基本的にはある程度近い存在だと思うので普段の口調や接し方と同じような感じで問題ありません。
送別会の挨拶は異動と退職で変える?
送別会では送別される人が異動になるのか会社を退職するのかがありますよね。
上記の挨拶の例文では異動でも退職でも使えるように汎用的なものを記載しました。
基本的には異動でも退職でもそこまで挨拶の内容を変える必要はないのかなと思います。
しかし異動と退職では気持ちが少し違う部分もあります。
異動であればまたどこかで一緒に仕事をする機会もあるかもしれません。
しかし退職であれば今後会うこともなくなったりもしますからね。
退職する人への挨拶であればより深く感謝を伝えるのがいいのかなと思います。
これまで一緒に働いてきた思い出みたいなものがあると思います。
振り返ってみてエピソードを交えつつ感謝の気持ちを挨拶に込めるのがいいでしょう。
退職する理由は人それぞれだと思いますがここまで一緒にやってきた仲間ですからね。
この際、好き嫌いは別として最後は綺麗に挨拶しお別れにした方がいいと思います。
退職する場合はプレゼントを用意しておくのもいいと思います。
個人で用意してもいいのですが送別会に集まる人達で出し合ってプレゼントを渡すのもいいでしょう。
やはりプレゼントを貰うと嬉しいものですからね。
送別会の締めはどうする?
送別会の締めをどうするのかも悩む人もいるでしょう。
何度か経験がある人ならば慣れているので問題はないでしょうが慣れていない人も多いですよね。
送別会の締めでは挨拶をした後に三本締めか一本締めを行うことが多いです。
私の経験上は一本締めが多いですね。
三本締めの方が正式な締めと言われることもありますが同僚の送別会では一本締めでいいでしょう。
締めの挨拶は上述したような挨拶で問題ありません。
その後一本締めを行い拍手で送り出しましょう。
仲がいいのであればそのまま2次会とかに行ってもいいですね。
送別会の締めをするのは基本的に上司などになります。
送られる人を除いて送別会に出席している中で役職が1番上の人に頼みましょう。
慣れているので締めの挨拶や一本締めなどもしてくれると思います。
ただし無茶ぶりがあることもあるので注意が必要です。
一度上司に送別会の締めをフッてもキミ締めてと言われることがあります。
ある程度仲がいい職場では結構あることです。
私の経験上でも何度もあります。
私だけでなく先輩たちも締めを任されたりします。
ですので自分でも送別会を締めることができるようにある程度は準備しておくのがいいでしょう。
まとめ
送別会の挨拶で送る側の例文についてでした。
なかなか挨拶って慣れていないとすぐには出てこないものです。
送別会の挨拶のポイントを抑えておくだけでも違ってきます。
簡単な例文としましたが基本的に記載の例文で問題ありません。
送られる人と自分とのエピソードなどを盛り込めば挨拶のできあがりです。
どのようなことがあったのか振り返ってみるのがいいでしょう。
異動か退職かで挨拶を変える必要があるかというと一緒で構いません。
紹介した挨拶の例文はある程度汎用的に使えると思います。
ポイントさえ掴んでおけば異動でも退職でも使えます。
送別会の締めについても紹介しました。
送別会の締めは役職の上の人に頼むのが一般的です。
しかし急に閉めをふられることもあるのでなにをすべきかは覚えておきましょう。
あまり送別会で挨拶をしたことがない人は何を喋ればいいか悩みますよね。
しかし年齢が上がってくると代表して送別会で挨拶をするということもあります。
というか長い間会社にいればほぼ確実にありますからね。
送別会の幹事によってはその場でいきなり挨拶を依頼される場合もあります。
正直これは勘弁してほしいんですけどね。
そういう時のためにも挨拶の流れだけでも頭に入れておきましょう。
一番大事なのは気持よく送り出してあげることです。
ですので相手が嫌がることは笑いを取る場合でも避けましょう。
素晴らしい挨拶ができればいいのですがそこまで考えすぎなくても自分の気持ちを伝えられればいいでしょう。