春先になるとなんだか鼻がムズムズしたり咳が出るという人もいるでしょう。
もしかすると花粉症かなと思った人もいるかもしれません。
しかしその症状は花粉症ではなく黄砂アレルギーの可能性もあります。
黄砂アレルギーは黄砂が多く飛散する時期に現れる症状です。
黄砂の多い地域だけでなく全国的に黄砂アレルギーの症状が出ることもあるようです。
黄砂って九州だけなのかなと思ったらそうでもないんですよね。
2018年も黄砂の時期がやってきます。
黄砂アレルギー2018の時期はいつからいつまででピークはいつなのでしょうか。
黄砂アレルギーで咳や皮膚炎や鼻水の症状などがあるようです。
黄砂アレルギーの原因についても知りたいところですね。
黄砂アレルギー2018の時期はいつからいつまで?ピークは?
黄砂は毎年日本にやってきます。
ちょうと花粉症の時期に鼻がムズムズしたりする人も多いでしょう。
花粉症かなと思ったら違ったという人も少なくないようです。
黄砂によって引き起こされるアレルギー症状のようなものが黄砂アレルギーです。
しかし黄砂アレルギーという名前ではあるのですが一般的なアレルギーとは別のもののようです。
一般的なアレルギーはアレルゲンが原因となりますよね。
しかし黄砂アレルギーにはアレルゲンは含まれていないとされています。
黄砂でアレルギーの症状がでるのは黄砂が刺激物質を含んでいるためと言われています。
ただ黄砂アレルギーも他のアレルギーの症状と似ているんですよね。
花粉症の症状が黄砂アレルギーの症状と似ています。
では黄砂アレルギーの時期はいつからいつまでなのでしょうか。
2018年の黄砂アレルギーの時期はいつからいつまでなのか調べてみました。
黄砂アレルギーが流行する時期は知っておいたほうがいいでしょう。
その方が黄砂アレルギーに対して対策なんかも取りやすいですもんね。
2018年の黄砂アレルギーの時期がいつからいつまでかというと3月から5月までとなります。
黄砂アレルギーはぴったり花粉症の時期と重なるということになりますね。
3月から5月は花粉症の時期だけでなく黄砂アレルギーの時期でもあるので気をつけましょう。
では黄砂アレルギーのピークの時期はいつなのでしょうか。
3月から5月までが黄砂アレルギーの時期と紹介しましたがその中でもピークの時期があります。
他の月と比べると圧倒的に黄砂の量が多くなるんです。
黄砂アレルギーのピークの時期は4月です。
こちらも花粉症の時期とある程度重なりますね。
黄砂アレルギーのピークの時期は4月なので花粉症もある人は両方共気をつけておく必要がありそうです。
黄砂アレルギーの症状はどのような物があるのでしょうか。
春に現れる不快な症状はもしかすると黄砂アレルギーの症状かもしれません。
黄砂アレルギーで咳や皮膚炎や鼻水の症状も
黄砂アレルギーの症状ですが実に様々です。
それこそ一般的なアレルギーの症状が黄砂アレルギーでも現れることがあります。
黄砂アレルギーの代表的な症状としては鼻水や皮膚炎や咳があります。
黄砂アレルギーは花粉症の症状とも似ているんですよね。
ピークの時期も花粉症と黄砂アレルギーではほとんど同じなので症状だけでは区別がつかない場合もあります。
黄砂が目に入るとかゆみや痛みなどがあります。
症状がひどくなると結膜炎になることもあるようです。
痒いからといって目をかいてしまうのはよくなさそうですね。
黄砂が鼻に入ると鼻水が出たりくしゃみが出たりします。
花粉症でも鼻水やくしゃみが出る人は多いと思うのでなかなか黄砂アレルギーと区別を付けるのは難しいですね。
黄砂が喉に入ると咳なんかがでることもあります。
口に入ってはいけない不純物などは咳をすることによって体外に排出しようとしますからね。
風邪でもないのに咳がでるという場合は黄砂アレルギーも疑われますね。
黄砂が肌に付くと皮膚炎になることもあります。
最近なんだか肌の調子が良くないなと思ったり痒いなと思ったら黄砂アレルギーが原因かもしれません。
黄砂が肌に直接付着して皮膚炎などを引き起こしている可能性もあります。
黄砂アレルギーの症状はこの他にも熱や肺炎や頭痛なんかもあるとされています。
他のアレルギーの症状と同じようなことが黄砂アレルギーによって引き起こされる可能性があります。
黄砂アレルギーと花粉症の症状は似ています。
時期も重なることが多いため花粉症かと思っていたら黄砂アレルギーだったということもあるでしょう。
もしくは花粉症と黄砂アレルギーの両方という場合もあるようです。
黄砂アレルギーの原因は?
黄砂アレルギーは様々な症状を引き起こします。
しかしなぜ黄砂アレルギーでは咳や皮膚炎や鼻水などの症状がでるのでしょうか。
黄砂アレルギーの原因が知りたいですよね。
黄砂アレルギーは黄砂によって引き起こされます。
黄砂とは中国などの砂漠などから日本に飛んでくる砂塵です。
つまり砂の小さな粒が飛んでくるということですね。
ただの砂なのであればアレルギーのような症状は出ないのではと思うかもしれません。
私たちが普段生活している場所にも砂はいくらでもありますもんね。
家の前が公園で砂場があったりする人もいるでしょう。
黄砂の砂塵は非常に小さいです。
偏西風によって運ばれてくるぐらいなので小さいのはわかりますよね。
この黄砂にはゴミやダニなども付着して一緒に運ばれてきます。
つまり有害物質も黄砂と一緒に日本に飛ばされてくるということです。
有害物質が含まれた黄砂が私たちの体に入ったり肌に付着することが原因で黄砂アレルギーの症状がでます。
これは人体には安全ではないと体が反応しているということですね。
黄砂は昔からあります。
しかし黄砂アレルギーという言葉が出てきたのは結構最近のことです。
昔は聞かなかった黄砂アレルギーが最近良く聞くようになったのにも理由があります。
黄砂は主に中国から飛んできます。
中国というと経済が発展して工場などの排出物や排気ガスなんかも多くなっているんです。
最近ではPM2.5なんかも話題になっていますよね。
中国では視界不良でマスクを付けているシーンもニュースでよく見ます。
中国の産業の発展とともに昔よりも有害物質が増えていると言われています。
黄砂は有害物質も一緒に運んでくるため日本で黄砂アレルギーになる人が多くなったようです。
黄砂やPM2.5などは花粉よりも粒子が小さいので体内に入りやすくアレルギー症状が出る人も多いようです。
黄砂が飛散する地域は九州だけじゃない
黄砂が多い地域はと聞かれると九州や中国地方を思い浮かべる人も多いでしょう。
確かに九州や中国地方では黄砂の量が多いようです。
車に黄砂が積もって白くなってしまうこともそこまで珍しくないですよね。
しかし黄砂が飛散するのは九州や中国地方だけではありません。
実は日本全国どこでも黄砂は飛散しているんです。
九州や中国地方よりは黄砂の量は少なくなりますがそれでも全国的に黄砂は飛散しています。
四国や関西も黄砂は飛散しています。
北海道や東北も結構黄砂が飛散しているようなんですよね。
東海と関東は黄砂の飛散は少ないようですがゼロではありません。
私は黄砂は九州と中国地方だけなのかなと思ってしいました。
しかし北海道にまで黄砂が飛散しているんです。
気象庁のHPの情報なので間違いないでしょう。
西日本に住んでいないから黄砂は関係ないというのは間違いのようです。
黄砂は全国的に飛散しています。
東北や北海道に住んでいる人でも黄砂アレルギーになる可能性があるということですね。
黄砂アレルギーの予防や対策
黄砂が全国的に飛散しているというのは驚きでした。
九州や中国地方が黄砂の飛散量は多いとしても全国的にというのは思ってもいませんでした。
では黄砂アレルギーの予防や対策なんかはどうすればいいのでしょうか。
黄砂アレルギーの予防と対策は以下になります。
- 不要な外出を控える
- マスクをする
- メガネをかける
- 空気清浄機を使う
- 洗濯物は室内で干す
- 付着した黄砂を室内に持ち込まない
- 家の窓は開けない
- 手洗いうがいをする
黄砂アレルギーの予防と対策については基本的に花粉症と同じになります。
外出する予定がないのなら窓などは開けないで黄砂が入ってくるのを防ぐのがいいでしょう。
外出したときは衣類についた黄砂を払い落としてから室内に入るようにしてください。
外出先から家に入ったら手洗いうがいをしっかりとしましょう。
手に付着した黄砂を洗い流せば口に入るのも防ぐことができます。
うがいは効果が薄いと言われることもありますがまだ口の中にある黄砂は外に出すことができます。
室内では空気清浄機を使うのがいいでしょう。
最近の空気清浄機ではPM2.5に対応した商品も多いです。
私の家の空気清浄機もPM2.5に対応していますがたまに光って空気を綺麗にしてくれています。
洗濯物を干すときも外は避けて部屋干しにした方がいいでしょう。
洗濯物って濡れている状態で干しますよね。
外に干すと乾いている状態よりも黄砂が付着しやすくなっています。
外出するときはマスクと眼鏡をしましょう。
マスクはPM2.5に対応したマスクがいいです。
というのも黄砂やPM2.5は花粉よりも小さい粒子なのでマスクも対応していないとすり抜けてしまうんです。
スギ花粉の大きさは30マイクロメートルで黄砂は3から4マイクロメートルでPM2.5は2.5マイクロメートルとされています。
1マイクロメートルとは0.001ミリメートルのことです。
どれだけ小さな粒子かわかりますね。
PM2.5に対応したマスクは結構種類も多いです。
売れていて評判がいいものを選ぶのがいいのかなと思います。
以下のマスクはベストセラーになっているマスクとなっています。
メガネについては花粉症用のゴーグルみたいなものがありますよね。
黄砂アレルギーにも有効のようです。
もし目が痒くなったら流水で洗ったり目薬を使うのもいいでしょう。
黄砂による被害や影響
黄砂によって黄砂アレルギーが引き起こされる可能性があるというのは上述した通りです。
人体に影響がでるのは最も嫌なことですよね。
しかし黄砂は私たちの体以外にも被害や影響があります。
黄砂により視界が悪くなるという影響があります。
靄がかかったような少し黄色かったりするとそれは黄砂の影響かもしれません。
視界不良によって事故やなどが引き起こされたり交通機関に影響が出る可能性があります。
黄砂により農作物の生育に影響がでることもあります。
黄砂に含まれている有害物質が積もるので農作物の育ちが悪くなったりします。
ビニールハウスにも黄砂が積もり日光があまり当たらなくなって育ちが悪くなったりもするようです。
結果的に農作物の値段が上がるなどの影響がでる可能性もあります。
黄砂により建物や車や洗濯物が汚れるという被害もあります。
せっかく新しい家を建てても黄砂で汚れてしまったということもあるようです。
車にも黄砂が降り積もるので白や黒い車がホコリをかぶったようになる被害も多いです。
車の場合はガラスやワイパーなどに傷がついたり故障する原因になったりもします。
洗濯物を外で干すと黄砂で汚れてしまってまた洗濯しなくてはいけないという状況にもなるんですよね。
黄砂は私たち人間に影響のある黄砂アレルギー以外にも様々な被害や影響があります。
とはいえ1番は私たち人への影響ですよね。
黄砂アレルギーが一番イヤな部分ですね。
まとめ
黄砂アレルギー2018の時期はいつからいつまででピークはいつなのかでした。
2018年の黄砂アレルギーの時期は3月から5月が多くなります。
さらに黄砂アレルギーのピークの時期はというと4月になります。
黄砂アレルギーで咳や皮膚炎や鼻水の症状がでることもあります。
黄砂アレルギーの症状としては他のアレルギーの症状と似ています。
時期的にも花粉症の症状かなと思っていたら黄砂アレルギーだったということもあるようです。
花粉症と黄砂アレルギーの両方という場合もあります。
黄砂アレルギーの原因についても紹介しました。
黄砂は主に中国の砂漠から偏西風に乗って日本に飛来してきます。
黄砂アレルギーの原因は黄砂と一緒に有害物質やPM2.5が一緒にやってきて人体に入るためと言われています。
黄砂が飛散するのは九州や中国地方だけではありません。
黄砂は四国や関西も飛散しますが北海道や東北まで飛散します。
日本全国黄砂は飛散すると思っておいてもいいかもしれません。
黄砂アレルギーの予防と対策についても紹介しました。
黄砂アレルギーの対策は花粉症の対策と基本的には同じです。
しかし花粉より黄砂やPM2.5の方が粒子が細かいので注意したほうがよさそうです。
黄砂による被害と影響についても紹介しました。
黄砂は黄砂アレルギーを引き起こすだけでなく私たちの普段の生活への影響も大きいです。
農作物の育ちが悪くなったり車や洗濯物への影響もあります。
しかし1番は私たちの体に影響があるという点だと思います。
黄砂アレルギーの時期は事前に確認してピークがくる前に対策をしておくのがいいでしょう。
花粉症の対策と一緒なのでそこまで難しいことでもないかなと思います。
黄砂の時期には洗濯物や車の取扱にも注意が必要ですね。