風邪を引いたことありますか?
風邪を引いたことがこれまでないという人はいないでしょう。
私も年に2回ぐらいは毎年風邪を引いてしまいます。
風邪を引きやすい季節というと冬ですが夏も風邪を引きやすいんですよね。


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夏風邪は一度引いてしまうと長引くことが多いです。
昔から言われていることなので一度は聞いたことがあるでしょう。
普通にしていても暑いのに風邪で熱があるのに長引くのは嫌ですよね。
夏風邪は長引くといいますが期間はどれぐらいで治るのでしょうか。
夏風邪で高熱や微熱が長引く理由を調べてみました。
夏風邪をできるだけ早く治す方法についても紹介しますね。

 

夏風邪が長引くと期間はどれぐらい?

熱がある外国人の男性

普通の風邪であればそれほど長引くことはないですよね。
熱が出ても1日や2日もあれば平熱に戻ることが多いです。
インフルエンザだとしても同じぐらいで高熱はおさまります。

 

しかし夏風邪となると別です。
夏風邪を引いてしまうと長引く傾向にあるんです。
では夏風邪の場合は長引くとどのぐらいの期間治るまでにかかるのでしょうか。

 

夏風邪で高熱が出ると3日程度は熱が下がらないことが多いようです。
高熱が下がったとしても微熱がしばらく続くということも珍しくありません。
夏風邪が治る期間としては1週間から10日程度かかることが多いです。

 

熱が出ると本当につらいですよね。
高熱が出てしまうと普通の生活をすることも難しくなります。
少し熱が下がって微熱になったとしてもなんとなく頭がぼーっとする感じがありますもんね。

 

風邪を引いて1週間以上治らないというのも長いですよね。
通常は2日や3日もあれば風邪は治りますからね。
昔から言われているように夏風邪は長引くことが多いんです。

 

1週間も風邪を引いて寝込んでいては気分も滅入ってしまいます。
やりたいこともできないですしね。
熱があると体を自由に動かすこともできないですし。

 

夏風邪を引くともっと長い期間治らない場合もあります。
完全に夏風邪が治るまでに3週間かかるということもあるんです。
これは夏風邪のウイルスの種類に関係しています。

 

夏風邪の場合は通常の風邪の時とは違うウイルスに感染していることが多いです。
夏風邪のウイルスの代表的なものは以下です。

  • エンテロウイルス(コクサッキーウイルス、エコーウイルスなど)
  • アデノウイルス

 

冬や他の季節とは違うウイルスが夏風邪の原因となります。
夏風邪で高熱や微熱が長引く理由とはいったいなんなのでしょうか。

 


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夏風邪で高熱や微熱が長引く理由

高熱を表示する体温計

通常の風邪よりも長引くことが多い夏風邪ですが理由はいったいどんなことがあるのでしょうか。
理由がわかればある程度予防をすることができますよね。

 

上述したように通常の風邪のウイルスと夏風邪のウイルスは違います。
冬に流行するウイルスは乾燥を好むのですが夏風邪のウイルスは高温多湿を好む傾向にあります。

 

ですので梅雨の時期から夏にかけて夏風邪のウイルスが元気になってしまうんです。
夏風邪のウイルスに感染すると治るのが遅くなり長引いてしまうということになります。

 

夏風邪で高熱や微熱が長引く理由は環境や体調によります。
日本の夏は高温多湿となりますよね。
ウイルスや菌が一番好むのが高温多湿の環境です。

 

高温多湿だとカビなんかも繁殖しやすいですよね。
夏風邪のウイルスも活発になっているんです。
梅雨なんかはジメジメしていいて嫌な季節ですが夏風邪のウイルスにとってはいい環境だということですね。

 

夏の暑い日にはエアコンを使いますよね。
そうすると室内と屋外との気温差が大きくなり私達の体に大きな負担となります。
自律神経が乱れたり免疫力が低下したりしてしまうんです。

 

このような体調だとウイルスにとってはありがたい状態です。
どんどん人の体内に夏風邪のウイルスが入ってきます。
免疫力が低下しているため夏風邪のウイルスを体内から排除するのに時間がかかるんです。

 

夏風邪のウイルスが体内に入ると排除しようとして熱が出ます。
この時に高熱だったり微熱だったりは様々です。
夏風邪の場合は高熱が出ることも少なくないですよね。

 

ウイルスを体内から排除するためには体力が必要です。
しかし夏は夏バテだったりして食欲がなかったり必要以上に体を冷やしてしまったりします。
体力が低下していると夏風邪の高熱や微熱が長引きなかなか治らないという理由になるんです。

 

もちろん夏の暑い日にエアコンを使うのはいいことです。
暑いのが苦手な私もエアコンがないと夏を乗り越えられないですしね。
夏はエアコンを使わないと室内でも熱中症になる可能性があります。

 

ただエアコンの設定温度には注意する必要がありますね。
設定温度が高すぎても暑いですし低すぎると寒くて体の負担が増えてしまいます。
エアコンのクーラー機能だけでなく適度に除湿機能も使うといいですね。

 

夏は食欲も減少してしまいます。
夏バテで食欲がない状態ですね。
私も毎年夏にはどうしても食欲が減退してしまいます。

 

食欲が出ない時は食欲が湧く食べ物を食べましょう。
身近な食べ物だと梅干しがいいとされています。
梅干しには食欲を増進するだけでなく殺菌作用もありますからね。

 

そして水分補給も重要です。
熱中症予防だけでなく夏風邪の予防にも水分は重要です。
喉が乾く前に水分を取るように心がけましょう。
経口補水液やポカリなどのスポーツドリンクを飲むといいとされています。

 

日頃から注意していても夏風邪を引いてしまうこともあります。
夏風邪を引いてしまった時に早く治す方法はあるのでしょうか。
できるだけ早く元気な状態に戻りたいですもんね。

 

夏風邪を早く治す方法

聴診器と本と眼鏡

夏風邪を引いてしまうと長引くことが多いです。
では夏風邪を早く治す方法というのはあるのでしょうか。

 

結論から言うと夏風邪を早く治す特別な方法はありません。
普通の風邪に特効薬がないように夏風邪の特効薬もありませんからね。

 

夏風邪の時に特に注意しなくてはいけないことがあります。
それは無理やり汗をかくことです。
詳しくは以下を参照してみてください。

>>夏風邪の時に汗をかくのは危険!冷房はつけた方がいい?

 

夏風邪を早く治す特別な方法はありません。
しかし水分補給と睡眠と栄養を十分に取れば夏風邪も早く治ります。

 

もう1つ付け加えるなら規則正しい生活ですね。
不規則な生活は免疫力を低下させてしまいます。
太陽の光を浴びるのもいいでしょう。

 

夏風邪を引いているときは適度にエアコンを使うのも重要です。
寒くなりすぎない程度にエアコンを上手に使いましょう。

 

風邪の特効薬はありませんがどうしてもつらいときは市販の薬を使うのもいいでしょう。
風邪薬は風邪の症状を抑える効果がありますからね。
薬を飲めば夏風邪が治るということではないので注意が必要です。

 

まとめ

夏風邪が長引くと期間はどのぐらいで治るのかについてでした。
夏風邪の場合は1週間から10日程長引くことが多いです。
2週間や3週間も体調が戻らないということもあります。

 

夏風邪で高熱や微熱が長引く理由も紹介しました。
高熱や微熱が長引くのは夏の環境と体調が関係しています。
高温多湿と私達の生活ですね。

 

夏風邪を早く治す方法についても記載しました。
夏風邪に効く特効薬などはありません。
自分の治癒能力で治す必要があります。

 

大事なのは十分な水分と睡眠と栄養です。
規則正しい生活をするようにしましょう。
熱が出ているからといって無理に汗をかくのは危険なので避けてくださいね。

 

夏風邪を引くと本当につらいですよね。
なかなか治らない場合はお医者さんに診てもらいましょう。
そして無理せず休養をしていた方がいいですね。


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