分かれ道の看板

SEに向いていないーって思ったことはありませんか?
私もシステムエンジニアの仕事をしていますがたまに向いてないのではと思うことがあるんです。
学生のときはSEって華やかな世界なのかなとも思ったんですよね。
IT業界ってかっこいいイメージがあるじゃないですか。
しかし実際にSEとして働いてみるとかなり地味な仕事ですよね。


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そんなかっこいいSEになってシステムを作って世の中をよりいいものにするんだと思ったものです。
実際にSEになってみると毎日勉強です。
一つのシステムが出来上がったらすぐさま別の案件に駆り出されるという日々ですよね。
SEになってから仕事に行きたくないなという日も正直出てきてしまいました。
SEに向いていない性格はどんな人なのかを紹介しようと思います。

 

SEに向いていない性格1:一人で仕事がしたい人

ノートパソコンとノート

私はコミュニケーション能力が高いとは言えません。
SEってコミュニケーション能力が大事ってよく言われますよね。
確かにSEになってからコミュニケーション能力の大切さを身をもって体験しています。

 

一人でもくもくと仕事がしたいという人も多いのではないでしょうか。
しかしSEの仕事って誰かと話したりしながら積み上げていくものですよね。
お客さんだったり別の会社の人とも意思疎通をとってシステムを作り上げていく必要があります。

 

どうしても一人で作業できない部分が出てきます。
というよりはSEの仕事のほとんどが一人でする仕事ではなく誰かと一緒にする仕事です。
なにかしらのドキュメントを作っているときのみが一人での作業になります。
しかしそのドキュメントも説明したりレビューしたりするので一人の仕事というのはほとんどないと言ってもいいでしょう。

 

プログラマーであってもコミュニケーションは必要です。
疑問点なんかも出てきますもんね。
SEということはプログラマーよりもさらにコミュニケーションが必要な仕事になります。

 

一人で仕事をしたい人やあまり他の人と関わりたくないという性格の人はSEに向いていないかもしれません。
私もコミュニケーション能力は高い方ではなく仕事関係の飲み会もできるだけ行きたくないタイプです。
SEの仕事をしていて人間関係がわずらわしいと感じたり一人で進めたいと思う性格であればSEに向いていない性格かもしれません。

 

SEに向いていない性格2:問題に直面すると嫌になる人

頭を抱え考え込む男性

システムを作っていると必ずなにかしらの問題に直面しますよね。
例えば仕様がわからないとかバグが発見されたとかです。
お客さんから急に仕様変更があることも珍しくありません。

 

問題に直面すると嫌になる性格の人はSEには向いていないかもしれません。
システムエンジニアの仕事は問題だらけです。
順調に最後までプロジェクトが終わるということはほぼないと言ってもいいでしょう。

 

問題が発生すると自分の仕事を後回しにする必要もでてきます。
特に商用で稼働しているシステムに問題が発生したときは対処が1番優先順位が高くなります。
そんなときにうまく問題と付き合うことができるかというのがSEには必要になってきます。

 

私もこれまで何度も問題に直面したことがあります。
プロジェクトに参加した時点ですでに火を吹いていたという経験も何度もあります。
納期に間に合わないと毎日のように切羽詰まっていました。

 

問題が発生したときになんとか乗り越えようという性格の人はSEに向いているかもしれません。
しかし問題が起きて嫌になってしまう人はSEには向いていない性格の可能性もあります。
もちろん問題が発生しないのが1番なのですがSEの仕事にはそんなことはありませんからね。

 


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SEに向いていない性格3:勉強するのが嫌いな人

STUDYと書かれたサイコロ

私は学生時代から勉強するのは好きではありませんでした。
SEになってやっと学校の勉強から解放されると喜んだものです。
しかしSEになってからも毎日勉強が必要となりますよね。

 

IT業界は日進月歩で技術が進化していきます。
その技術に追いついていかないといつかは使えなくなってしまいますよね。
そのためSEの仕事をしながら勉強が必要となります。

 

同じプロジェクトにずっと入れば新しい技術などは必要ないかもしれません。
しかしプロジェクトが変わると使う技術も変わってきます。
いままで知らなかったことを勉強する必要が出てくるんですよね。

 

会社で資格を取得しろと上司から言われることもあるでしょう。
実際に使っているものでも資格を取得するという面で見ると全然知らないことも出てきます。
ここでもSEは勉強が必要になります。

 

勉強するのが嫌いという人はSEに向いていない性格かもしれません。
SEは35歳限界説というのも昔言われていたことがありますしね。
技術を前向きに習得することができないような性格の場合はSEに向いていないかもしれませんね。

 

SEに向いていない性格4:大雑把すぎて雑な人

ネクタイを緩めるサラリーマン

私は結構細かい性格と上司に言われることもあります。
私とは逆に大雑把で雑な正確な人もいると思います。
大雑把で雑な性格の人はSEに向いていないかもしれません。

 

設計書を作る時ってお客さんはあまり細かいところまで見ないことも多いです。
ここでバグが混入しているとかなり影響が大きくなりますよね。
大雑把な性格のため仕様がざっくりしすぎているという場合もあります。

 

SEって最終的にはシステムが仕様どおりにできているかテストすると思います。
自分でテストをしたりテスト結果を確認したりすると思います。
そのときに大雑把な性格だと仕様通りにシステムできていなくてもそのまま気がつかないこともあります。

 

商用まで工程が進んでしまうと大変なことになります。
バグが発覚し大規模な改修が必要になることもありますからね。

 

試験工程でバグが発覚するのは褒められることもあります。
しかし商用でのバグは信用を失うことが多いです。
個人の信用だけでなく会社の信用も落とすことになります。
そのため大雑把で雑な性格の人はSEには向いていないかもしれません。

 

SEに向いていない性格5:イエスマンでできないことを伝えられない人

YESと書かれた紙

どこの業界にもイエスマンはいると思います。
イエスマンの方がお客さんには気に入られることも多いですよね。
しかしSEでイエスマンというのは自分を危機に晒すだけでしょう。

 

イエスマンで調子がいい性格の人はSEに向いていない性格かもしれません。
お客さんからの仕様変更や納期について全てイエスで答えていてはプロジェクトがうまく進みません。
自分はできると思っていても仲間のSEからすると無理難題だということも少なくありません。

 

お客さんからの要求だけではありません。
上司からも同じようなことを言われることがあるでしょう。
同僚などから仕事を依頼されることもあると思います。

 

結果的に自分の仕事を抱え込んでしまってなかなか終わらないということにつながります。
自分の仕事が終わらないということは他の人へも迷惑がかかるということです。
自分のせいでプロジェクトが失敗する可能性もあります。

 

イエスマンの性格は自分の体や心にも悪影響を与えることがあります。
責任感が強いのかもしれませんができないことはできないという性格のほうがいいのではと思います。
私の同僚にも全て受け入れてしまう人がいますが年中忙しくてかなり大変なことになっています。
イエスマンの性格の人はSEには向いていないかもしれません。

 

まとめ

SEに向いていない性格の人はどんな人なのか紹介しました。
SEって自分だけではできない仕事ですからね。
周りの人と調和をとることも大切となります。

 

自分の性格は自分ではわからない部分も多いです。
客観的に自分の性格を診断してもらうと新たな気付きがあるかもしれません。

 

自分の性格を知った上でやはりSEは向いていないと思うかもしれません。
そんな時は本格的に転職活動を開始するのもいいのではないでしょうか。
最近は転職する人も多くなってきていますからね。
無理にSEを続ける必要もないように思います。


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